【婚活アンガーマネージメント】感情のメンテナンスが婚活成功の鍵
投稿日:成婚、色彩&音声アドバイザーの大平雅美です。
7月も半ばで、夏休みのご予定を立てている方も多いでしょう。
暑い日差しの中、好まれるデートコースは「水族館」かもしれませんね。
さて、成婚に向けて日々考えたり行動したりしている方も多いと思いますが、いろいろな方を見ていて、婚活に成功される方は、
“自分の気持ち”に素直に向き合える人が、最終的に選ばれる
婚活で結果が出る人と、なかなかうまくいかない人。その違いは、外見や条件ではなく、“感情の取り扱い”の上手さにあります。
どれだけ素敵なプロフィールやトーク力があっても、怒りや不満、イライラをコントロールできない人は、信頼を築きにくく、関係が続きにくいですね。
婚活は、「感情」との付き合い方を問われる時間です。
そして、その感情をこまめに“メンテナンス”できる人ほど、出会いの質も上がり、関係が深まりやすくなります。
◆「怒りっぽい人」と「感情に気づけない人」
婚活で困るのは、怒りを爆発させる人だけではありません。
もっと厄介なのは、自分の感情に気づいていない人です。
たとえば、
- 相手に対してイライラしているのに、「まぁこんなもんだよね」と気づかないふりをする
- デート後になんとなくモヤモヤしているけれど、その理由を深掘りせず、流してしまう
- 相手のひと言に傷ついているのに、「大丈夫」と言って無理に笑ってしまう
こうした“感情の無視”や“鈍感さ”は、じわじわとストレスを蓄積させ、
ある日突然、我慢の限界を超えて爆発する――という悪循環を引き起こします。
怒りは「感じないようにする」ものではなく、「気づき」「手入れし」「溜め込まずに処理する」ものなのです。
◆婚活は、感情が揺れるイベントの連続
婚活は、メンタルにとってはなかなか過酷な環境です。
- 慣れない人と何度も会う緊張感
- 返事が遅れたり断られたりするたびに感じる不安や不満
- いい感じだった相手から突然連絡が来なくなる喪失感
- 自分と合わない人と会話を続ける気まずさや疲労感
これらは、すべて心を疲弊させる小さな“感情の負荷”です。
そして、それをそのままにしておくと、
「もう誰とも会いたくない」「婚活が嫌になった」と感じる“婚活疲れ”へとつながってしまいます。
◆感情は、放っておくと“濁る”
感情は水に似ています。
流していればきれいだけれど、溜めると濁って腐っていきます。
怒りも不満も、「感じること」自体が悪いのではありません。
大切なのは、それをきちんと“外に出してあげる”こと。
誰かに愚痴を聞いてもらうでもいいし、ノートに書き出す、運動で発散する、深呼吸して整える、という形でも構いません。
定期的に“感情を外に出す習慣”を持っている人ほど、次の出会いにも前向きに臨めますし、怒りの爆発も減っていきます。
◆「自分の取扱説明書」を持つということ
婚活における感情メンテナンスの最終目的は、
「自分はこういうときに怒る」「こういう状況で落ち込む」という自分のクセを知ることです。
たとえば
- 相手に軽く扱われたと感じたときに反応が強くなる
- 連絡の頻度が少ないと不安が高まり、イライラする
- 自分の話を深く聞いてもらえないと、拒絶された気がする
こうしたパターンを自覚できていれば、
「あ、またこのパターン来たな」「一度落ち着こう」と、感情に飲まれずに済みます。
これはまさに、“自分の感情の取扱説明書”を持つということ。
この説明書があれば、誰かと新しい関係を築くときも、自分を守りながら自然体でいられるのです。
◆感情を整える人は、信頼される
婚活では、「一緒にいて安心できるか」が非常に大きな判断基準になります。
その安心感は、感情をきちんと整えられる人から生まれます。
- 自分の気持ちに素直に向き合い、適切に表現できる人
- 不満を爆発させず、伝えるべきことは落ち着いて話せる人
- 誰かに依存しすぎず、自分で感情のケアができる人
こうした人は、初対面でも「この人は大丈夫そう」と思われやすく、長期的なパートナー候補として選ばれる可能性が高くなります。
◆まとめ:「婚活成功の鍵」は、感情のメンテナンス力にあり
怒りを感じること、落ち込むこと、不満を持つこと。それ自体は人間として自然な反応です。でも、そこに気づかず放置すれば、やがては心が疲弊し、婚活の場でのあなたの表情や言葉にも、影を落とします。
感情に気づき、丁寧に手入れして、自分をいたわる力。それこそが、婚活成功の“土台”です。婚活は、自己理解の旅でもあります。自分の気持ちを後回しにせず、しっかり向き合ってみましょう。
◎イライラに気づくセルフチェック
◆怒りの“サイン”は、体と心に現れる
怒りがたまってくると、体や心に小さな変化が起き始めます。
それに早く気づくことが、「感情の暴走」を防ぐコツです。
たとえばこんな兆候がありませんか?
体に出るサイン:
- 肩や首がこる
- 胃が重く感じる
- 手や足に力が入っている
- 呼吸が浅くなる
- 顔が熱くなる、心拍が速くなる
心に出るサイン:
- 相手のちょっとした言動が気になる
- “なんかムカつく”という言葉が頭をよぎる
- 無言になる(でも頭の中は怒っている)
- 過去の嫌な思い出がふと浮かぶ
- 「自分ばっかり我慢してる」と感じる
こうしたサインに気づいたら、今まさに“感情のスイッチ”が入りそうになっている証拠。
一呼吸置くタイミングです。
◆感情が爆発する前に「チェックする」習慣を
婚活では、会話や態度のひとつひとつに敏感になりがちです。
自分では冷静なつもりでも、内側ではモヤモヤが膨らんでいたりします。
そんなときにおすすめなのが、
“セルフチェック”の習慣です。デートの前後や、相手からの返信を見たときなどに、こんな問いかけを自分にしてみましょう:
【セルフチェックリスト】
- 今、自分はどんな気持ち?(楽しい?緊張?不安?)
- 体のどこかに違和感やこわばりはない?
- 相手の言動に、過剰に反応していない?
- 昨日からの疲れやストレスが残っていない?
- ほんとうは、何を感じていたいと思っている?
こうした問いかけによって、感情の“初期段階”に気づけるようになります。感情は、早く気づけば気づくほど、優しく扱えるのです。
◆「怒らない」「イライラしない」ことではなく「気づける」ことがゴール
アンガーマネジメントの目的は、怒らない人になることではありません。
怒りを適切に扱える人になることです。
婚活では、多少のイライラや落胆は避けられません。でも、自分の感情に気づいていれば、相手にぶつけずにすみます。「今ちょっと疲れてるから、今日は引きずらないようにしよう」「期待しすぎてたな、落ち着いて考えよう」そんなふうに、自分に優しい言葉をかけることもできるのです。
◆感情に気づく人は、関係を育てられる人
相手との関係を深めるうえで、最も大切なことの一つは、「自分自身の気持ちに気づくこと」です。
感情に気づける人は、自分を大切にすることができます。そして、自分を大切にできる人は、相手も大切にできます。婚活は、ただ相手を探す旅ではなく、自分の感情と向き合い、自分を整えていく旅でもあります。
婚活の入会相談に多くの方にいらっしゃっていただいています。もちろん、相手の条件も大事ですが、婚活とは「自分の生き方を探す旅」ということに気づいていただけることも多いです。
婚活しようかどうか、迷っている方はその「迷いの正体」も分かるかもしれません。まずは無料相談にお越しください。お待ちしています。
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