お見合いお断り理由から考える男女の意識の違い「相手は違う星からやって来た」

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婚活カウンセラーブログ

こんにちは。夏はいかがお過ごしですか?今年は台風の影響もあり、旅行の方は大変なことも多かったでしょう。気持ちを新たに8月後半も活動していきましょう。成婚カウンセラー・色彩&ライフアドバイザーの大平雅美です。

 

YouTubeで婚活指南をご覧になっている方も多いと思いますが、恋愛婚活指南は本も有効です。世界的な大ベストセラーに『ベスト・パートナーになるために』ジョン・グレイがあります。
古い本ですがいまだに恋愛指南本の名著として人気です。サブタイトルは「男性は火星から、女性は金星からやってきた」

三笠書房

なかなか本質をついたキャッチーなコピーです。現代において男女をステレオタイプに考えるのは良くないのですが、考えや生き方などは根本的な違いがあることが多いのです。「男と女は違う星からやってきた」を前提に婚活をすると思い悩むことも少なくなるのではないかと思います。
本書で書かれていることを抜粋すると、、、

〇男性は「受容」を、女性は「共感」を求めている
〇女性は「愛され、大切にされている」実感がほしい
〇女性は「拒絶」が、男は「挫折」が怖い
〇女性は感情移入してもらいたい
〇男性は相手から必要とされることで心を動かされる

など、なるほどと思う項目がずらり並んでいますので、興味がある人は手に取ってくださいね。

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さて今日のテーマは、「異性の頭の中は簡単には理解できない」です。
ある月のお見合いお断り理由を調べてみました。(弊社調べ)


婚活お見合い【男性の断り理由】

1位 マナーや態度が良くなかった (45.7%)

2位 会話が弾まなかった (32%)

3位 写真と印象が違った (18.9%)

婚活お見合い【女性の断り理由】

1位 価値観や性格が合わない (50.5%)

2位 会話が弾まない (29.9%)

3位 写真と印象が違う(14.9%)

と、なかなか興味深い結果です。以前にも紹介したメラビアンの法則ですが、
外見 55% 話し方 38% 話の内容 7%

第一印象の決め手にあるポイントを数値化したものです。
これを見ると男性の方がこの数値に近い結果ですね。

 

1位の「マナーや態度が良くない」は、スタイルや顔などではなく女性の振る舞いを見ているということ。男性の場合は、プロフィール写真を見た時が顔とスタイルの第一印象なので、お見合い時には実際に目の前の女性の態度という訳です。

具体的には、お茶代をご馳走したのにお礼がなかった、支払う時に自分だけ先に外で待っていた、払ってもらって当然のような態度、と最終段階での失望が結構多いようです。

お金に関することはその先の仮交際など様々なシーンでなかなか悩ましいことです。お見合いは男性がお茶代を支払うのが原則ですので、早めに「今日はご馳走でした。ありがとうございます。」とはっきりと明るく伝えましょう。あとでと思っていると意外にタイミングを逃すことがあるのです。

 

その他として、お店の方への態度が冷たい、椅子に座る時にドカッと座った、遅刻して来た、などです。女性は身支度などに手間取って遅れがちになりますが、遅刻したお見合いはたいてい上手くいきません。以前成婚退会をされた女性ですが、活動を開始した頃なぜか5分程度の遅刻を繰り返し、断られ続けました。

カウンセリングをしてそのことが判明したのですが、2分3分でも遅刻は遅刻。お見合いですので、露骨にイヤな顔をしたり窘めたりする男性はいませんが、心の中では「自分は軽んじられている」と思っていることが多いのです。その女性はアドバイス以降10分前には必ず到着を厳守して、その後はうまく行くようになりました。男性は顔やスタイルなど外見に囚われていると思いがちですが、マナーや礼儀、品格ある振る舞いを重視しているのです。

一方の女性ですが、お断りの1位は「価値観や性格が合わない」です。この理由を男性にすると、1回でそんな性格や価値観がわかるんですか???と反発が多い理由です。しかし女性の場合は、男性と少し評価ポイントが違っていて、すでに第2印象のポイント評価に入っています。

以前にもお伝えしたことがあるように、「フィーリングが合わない」「価値観が合わないような気がした」これはまさに直感的なもので理屈抜きの理由。そのあたりが男性には理解できずに苦しむのです。私たちも理由をお伝えするときにとても苦労するのですが、女性が「フィーリングが合わなさそう」と言ったら深入りしない方が良いのです。これ以上の具体的な理由はほとんど出てきません。感覚というか女性特有の勘なんです。

今日のポイント

〇男は「受容」を、女は「共感」を求めている

 

例外ももちろんありますが、一般的には男性は、「自分を受け入れて欲しい」「自分を軽んじないで欲しい」と思っていますし、女性は「話したことに共感して欲しい」「同じようなテンションであって欲しい」と思っています。男女ともに表面は笑顔で話していても頭の中は違うことを考えていることはとても多いのです。

「目の前の異性の考えていることは違う」を大前提にすると、思い込みやギャップ、落胆は少なくなるのではないでしょうか。価値観の違いを受け入れる許容範囲の広い方、違いを受けとめ理解できる方が結婚の大切な条件です。

 

 

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