コラム

独身て大変?それともメリットが大きい?を真剣に考える

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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結婚は、必ずしもしなければいけないといものではありません。
実際に生涯未婚率は昔よりも増えており、結婚せずに独身でいることを選択する人もいます。

しかし一方で、独身は何かと大変なのではないかと不安を抱いている人もいるでしょう。
実際、生涯独身でいることは大変な面もあるのは事実です。

大切なのは、独身の大変さをきちんと知ったうえで、それでも結婚しないという選択をするのかどうかを決めることです。

このコラムでは、

・男性の3割近くが生涯未婚の現実
・独身は大変?独身でいることのメリット
・年齢と共に痛感する独身の大変な点・後悔しがちな点
・結婚が全てではないが未来を見て考えることも大切
・独身て大変?それともメリットが大きい?を真剣に考えるまとめ

について解説します。

これを読むことで、独身でいることの大変さや独身でいることのメリットについて知ることができ、自分の未来について考えるための参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

男性の3割近くが生涯未婚の現実

生涯未婚率とは、50歳時点で一度も結婚したことがない人の割合のことです。

内閣府が発表した「令和4年版 少子化社会対策白書」のデータによると、1970年代の生涯未婚率は、男性が1.7 %、女性は3.3%です。
しかし、近年日本を含む多くの国で生涯未婚率が上昇しており、2020年時点での日本の生涯未婚率は、男性が28.3%、女性は17.8%となっています。

これは、結婚に対する考え方や生活スタイルが多様化していることを示していると言えるでしょう。

籍は入れずパートナーシップだけ結ぶ関係も

近年では、籍を入れずにパートナーシップだけを結ぶ関係も増えています。

結婚に対する価値観が変化してきたため、籍を入れなくても充実したパートナーシップを築くことができるようになっているというのが理由として挙げられます。

 

独身は大変?独身でいることのメリット

そもそも独身でいることは大変なことなのでしょうか?
独身を選択する人の多くは、結婚することよりも独身でいるほうが気楽で良いと考えているでしょう。

具体的には、以下のような点で独身でいることに大きなメリットを感じていることが多いと言えます。

お金を自由に使うことができる

自分のお金を自由に使うことができるというのは、独身の大きなメリットです。

独身であれば、自分の趣味やライフスタイルに合わせてお金を使うことができるので我慢する必要がありません。
趣味にお金をかけることで、新たな楽しみや充実感を得ることができますし、自分自身の成長や満足感を得られるでしょう。

しかし、結婚して家族を持つと、家族の生活費や子供の教育費などを最優先に考える必要があります。
我慢しなければいけない趣味も出てくるかもしれません。

お金を自由に使えないことが大きなストレスだと感じる人にとっては、独身のほうがメリットが大きいと言えるでしょう。

好きな時に好きなことができる

独身であれば、自分の時間を自由に使うことができます。

自分の好きな仕事や趣味に時間を費やすことができるため、自己成長や趣味の深化などで日々の時間を充実させることができます。
例えば、仕事の合間に趣味に没頭したり、自分のペースで新しいことに挑戦したりすることで、ストレス解消もできます。

しかし、結婚すると自分の好きなことばかりに時間を割くことができなくなる人がほとんどです。
家事や育児など、24時間では足りないと感じるほど忙しい日々になる人もいます。
自分の趣味に割く時間が1分も取れない、という時期も場合によってはあるかもしれません。

自分のためだけに時間を使いたいと思う人には、独身のほうがメリットは大きいと言えるでしょう。

煩わしい親戚付き合いがない

結婚すると、配偶者の親戚との付き合いなど、あまり時間を割きたくないけれど割かなければいけないことが増えてくることもあります。
年末年始や法事など、面倒だけれど無視することもできない親戚との行事は意外とあります。

しかし、独身であればそのような煩わしい付き合いを気にする必要がありません。

例えば、休日は自分の好きなことだけをすればよいので、ストレスを軽減することができます。
親しい友人や趣味仲間との時間を楽しむことで、充実した人間関係を築くことができるでしょう。

特に人づきあいが苦手な人にとって、結婚相手の親戚との付き合いは煩わしく面倒に感じることのほうが多いです。
そのため、こういったことに時間を割く必要のない独身は天国だと感じるのかもしれません。

 

年齢と共に痛感する独身の大変な点・後悔しがちな点

独身でいることは、メリットがたくさんあります。
しかし、独身であるがゆえに大変なことがあるのも事実です。

特に独身で年齢を重ねてきたことを後悔することになりがちなのは、年齢を重ねてからです。
若いうちは気づかなかったようなことが、年齢を重ねてから独身がゆえに大変だと感じるようになることもしばしば。

独身であるがゆえに大変なこととしては、主に以下のような点が挙げられることが多いので知っておくことが大切です。

体力低下や病気の時に頼れる人がいない

独身の場合、体力低下や病気の際に、家族やパートナーに頼ることができません。
若いうちはともかく、年齢を重ねるごとに体調不良で思うように体を動かせなくなる可能性が高くなります。
熱を出しても誰も看病してくれる人がいないため、自分で薬を用意したり、病院へ行ったりしなければならないのです。

健康を害すると、気持ちまで弱ってしまいがちなので、頼れる人がいない独身である自分を後悔することは珍しくありません。

そのため、独身でいる選択をするのであれば、健康管理や将来の自分の介護について十分な配慮が必要です。

例えば、健康的な生活習慣を心がけることはもちろん、定期的な健康診断を受けるなど健康管理に努めることが重要です。
また、身近な友人や仲間とのつながりを大切にし、時には助け合えるようネットワークを作っておくことも必要です。

若いうちには気づかなかったけれど、年齢を重ねてから最も感じる独身であることの大変な点の一つと言えるでしょう。

親の介護をしながら仕事をしなければいけない

独身であれば、親の介護をしながら仕事を続けることが求められることになる場合があります。

結婚していれば相手の収入で生活を維持することができ、介護を分担できる可能性があるかもしれません。

しかし、独身の場合は自分の生活費は自分で働いて確保しつつ、さらに親の介護のための時間もとらなければならなくなります。
多くの負担に、精神的・経済的に厳しい状況に立たされる場合もあるでしょう。

このような時、改めて独身でいることの大変さを痛感することが多いと言えます。

もしも独身でいる選択をするのであれば、こういった状況までイメージし、介護の負担を軽減するために、地域の支援についてあらかじめ勉強しておくことが必要になります。
また、仕事と介護の両立を図るために、柔軟な働き方など出来ることを探る努力も重要となるでしょう。

家族や親戚を通じた新たなコミュニティが作れない

結婚すると、配偶者の周りのコミュニティや、子供の同級生などを通じたコミュニティなどが広がります。
近所に友達ができるなど家族ぐるみの付き合いが広がり、新たな出会いを作っていくことができます。

しかし独身の場合は、これまで築いてきた会社や友達以外には、新たなコミュニティの形成が広がりにくくなります。
これは、年齢を重ねるごとに新しい出会いの機会が少なくなっていく人が多いため、孤独を感じやすくなると言えます。

若いうちは一人が気楽と思っていたことも、年齢を重ねると誰も自分のことを気にしてくれる人がいない状況に寂しさを感じることもあるでしょう。

独身でいるのであれば、例えば地域のイベントやボランティア活動に参加して、周辺コミュニティとのつながりを深めるといった行動が大切です。

人生の活力を見い出しにくくなる

結婚して子供がいると、子供の成長に楽しみを見出すことができます。
また、子供が結婚してさらに孫ができると、新たな喜びを感じることもできるでしょう。

しかし独身の場合は、喜びや悲しみを日常的に感じる機会がが少なくなるため、人生の活力を見い出しにくくなるという点があります。

年齢を重ねても前向きに生きていくことができるよう、生きがいを感じられることなどを見つけておくことが大切と言えます。

 

結婚が全てではないが未来を見て考えることも大切

結婚が全てではないという考え方もあります。

しかし、将来を見据えて自分の人生を考える際には、結婚やパートナーシップについて今一度真剣に考えることが重要です。
今が楽だから独身でいいという程度の考え方では、後悔することになる可能性は高いかもしれません。

例えば、いつまでも元気だと思っていた親も、いつかは自分よりも先にこの世を去る日がきます。

そうなったとき、この世に「家族」という存在が誰もいないという状況になることもありえるでしょう。

結婚していれば自分が新たに形成した家族がいますが、独身の場合は一人きりです。
兄弟がいても、もしそれぞれに結婚していれば、やはりそれぞれの家族が第一優先となります。

そんな未来を想像したときにもなお、独身でいる選択が本当に自分にとって正しいのかはきちんと考えてみることが大切です。

 

独身て大変?それともメリットが大きい?を真剣に考えるまとめ

独身でいることは、たくさんのメリットがあります。
しかし同様にデメリットもたくさんあります。

独身でいることが実は大変なことだったと気づくのは、若い時よりも年齢を重ねてからであることは間違いありません。
そのため、本当に独身という選択が自分にとって最善なのかどうか、しっかりと考えることが重要です。

もしもどうせ誰にも出会えないと思い結婚をあきらめているのであれば、ぜひ一度結婚相談所に相談をしてみてください。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
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