
失敗しないための結婚相手の選び方と男女別の結婚相手に求める条件

記事の監修
エクセレンス青山 成婚カウンセラー
星野 今日子(Kyoko Hoshino)
結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。
結婚相手の選び方は、自分の生涯を大きく左右するためとても重要ですし、絶対に失敗したくないと思うものです。
しかし、まだ結婚を経験していない方はもちろん、すでに結婚を経験したことがある方でも、どのような相手であれば失敗しない結婚生活を送ることができるのかは難しい問題です。
なぜなら、人それぞれに好みや価値観が異なるので、絶対にこれが正しい結婚相手の選び方、失敗しない結婚相手の選び方だよ!と言い切れるものがないからです。
とはいえ、少なくとも生活をしていく中でズレていく可能性の大きい事柄についてはあらかじめ確認をしておくことで、自分にとって相性の良い結婚相手の選び方がわかり、失敗する可能性を低くすることができるかもしれません。
そこで今回のコラムでは、
・離婚理由の第1位は性格があわない
・結婚相手の選び方で重要視しなかったために失敗したと後悔するポイント
・男性が結婚相手を選ぶ際に求めるポイント
・女性が結婚相手を選ぶ際に求めるポイント
・良い結婚相手と出会える婚活方法と自分に合った選び方
・【結婚相手の選び方】失敗しないための結婚相手の選び方まとめ
について解説します。
これを読むことで、結婚相手の選び方の参考になると同時に、自分に合った結婚相手を探す方法についてもわかるのでぜひ参考にしてみてください。
離婚理由の第1位は性格があわない
平成29年度の司法統計データによる離婚の理由は、男女ともに「性格があわない」というものでした。
■夫が妻と離婚した理由
1位 性格があわない
2位 精神的に虐待する
3位 その他
■妻が夫と離婚したい理由
1位 性格があわない
2位 生活費を渡さない
3位 精神的に虐待する
交際をしている時には、お互いに性格が合うと思い、だからこそ好意を抱き結婚したにも関わらず、なぜ結婚後に「性格があわない」という事態になってしまうのでしょうか。
「性格があわない」とは、掘り下げると考え方や価値観の違いにつながるものが多いことが予想されます。
恋人として付き合う分には多少の考え方の違いや価値観の違いよりも、好きだという感情の方が上回っていることが多いため、多少の違いが合ったとしてもそこまで気に留めていなかったという方も多いでしょう。
しかし、いざ一緒に生活をしはじめてみると、細かな違いが積もりに積もって、やがて無視できない事柄となってしまうものです。
では、共に生活をしていて無視できなくなるもの、我慢できなくなるものとはどんなことでしょう。
それは、自分にとっては重要な事柄にも関わらず、相手はそれを重要視していない、あるいは全く違う考えを持っていて、お互いに歩み寄ることができないことではないでしょうか。
次の項では、具体的にどのような事柄が離婚に繋がる原因になりやすいのかについてご紹介します。
また、下記ページでは、離婚の実態や理由についてさらに詳しくご紹介していますので、あわせて参考にしてみてください。
結婚相手の選び方で重要視しなかったために失敗したと後悔するポイント
自分にとっては重要な事柄にも関わらず、相手はそれを重要視していない、あるいは全く違う考えを持っていて、お互いに歩み寄ることができないこととして上げられるものついて考えてみましょう。
これらを知っておくことで、結婚前にお互いの価値観についてもっと具体的に知っておくことができるので、結婚相手の選び方としてとても重要なポイントとなります。
金銭的価値観が違った
お金の価値観は、共に生活をしていく上では必須と言っても良いくらい同じであることが重要です。
お金の管理をどちらかに完全に任せていて、特に金銭的不自由がない、いくら使おうがお互いに干渉はしない、と割り切れる関係性であれば別かもしれませんが、結婚して、子供を作る計画や家を購入する計画がある場合は、早い段階からお金の使い方や貯金の仕方について話し合っておくべきでしょう。
また、例えば一年に一度は家族旅行をしたいと思っている場合、相手が旅行に対してのモチベーションが高くなく、そこにかけるお金を良しと思っていないなど、お互いがお金をかけたいポイントが大きく異なる場合などもストレスが溜まる原因となりやすいです。
お金に関してはかなりナイーブな内容となる部分でもあるため、交際中から突っ込んだ話をしにくい側面があります。
しかし、将来結婚を考えていて、お金に関しては特に共通の価値観が重要だと思う場合、そもそもきちんと向き合って話し合いのできる相手を選ぶべきだとも言えるでしょう。
仕事に対する考え方が違った
人生において、生活の基盤を形成する仕事が占める割合はとても大きなものと言えます。
そのため、仕事に対してどのようなモチベーションで臨んでいるか、その価値観はとても重要です。
特に女性の場合、仕事に意欲的で向上心のある男性を好みます。
そのため、交際をしている時にはそのような男性がとても魅力的に見えるでしょう。
しかし、結婚後は仕事にばかり関心があり、家庭を二の次にしてしまう男性は好まれません。
また、最近は晩婚化が進んでいることからもわかるとおり、女性も熱心に仕事を行いキャリアを積んでいる方が増えています。
そのため、子供を授かったとしても専業主婦になるつもりはなく、引き続き仕事をしたいと思っている方も多いです。
2人にとってお互いの仕事に関する考え方や、結婚後の仕事についてどのように考えているのかは必ず話し合っておいた方が良いでしょう。
夫婦共に仕事をしていて子供を授かった場合、時には仕事よりも子供を優先させなければいけないシーンも出てきます。
そのような時に、お互いの仕事への理解が同じでなければ、結婚生活は失敗してしまうかもしれません。
子供の育て方についての考え方が違った
仕事と同じくらい重要なのが、子育てに関する考え方です。
専業主婦で、基本的にはワンオペで子育てをすることも厭わないと思っていたとしても、いざ子育てをしてみると考えなければいけないこと、やらなければいけないことは本当に多いでしょう。
自分の判断が子供の将来を左右するかもしれないことも多く、やはり一緒に考え育てていくことが出来るパートナーであるかどうかはとても大切です。
逆に、お互いが子育てに熱心ではあるものの、その考え方が全く異なる場合、やはり衝突の原因になり得ます。
例えば結婚相手が医者の場合、その家族や親戚も医者の方が多く、子供も選択の余地なく医者にさせることが前提であると考える家庭も少なくありません。
自分たちの子供が何の問題もなく医者という道に進むことができれば良いですが、時にはそううまくいかない場合もあります。
そんな時、医者になれない、あるいはなりたくないと苦しむ子供が出てくることもあります。
大切な子供のことであるからこそお互いに譲ることが難しく、衝突の原因になりやすいのは事実です。
どうなるかわからないあまりに先の未来のことを考えて心配しすぎることは良くありませんが、少なくとも子育てに関するベースの考え方は同じであったほうが良いことは確かでしょう。
生理的に受け入れられないことに関する価値観が違った
結婚相手の選び方や条件で、「好きなものが一緒であること」を挙げる方がいます。
もちろんそれも間違いではありません。
好きなものが一緒であれば、共に楽しむことが出来、共感できることも多いでしょう。
しかし結婚相手としてさらに重要視したいのは、「生理的に受け入れられないこと」についての価値観が同じであることです。
自分が嫌いだと思っていること、どうあがいても受け入れらえないことについて、相手が同様に思っていない場合、「なぜそう思わないのか」「なぜ自分が嫌だと思っていることをするのか」と不快に感じることになります。
例えば煙草を吸う、煙草やごみを道端に捨てるといった一見些細なことでも、自分にとっては理解しがたく、受け入れられないという方は少なくないでしょう。
これはあくまで一つの例に過ぎませんが、自分の中で同様に受け入れがたいものがある場合、相手も同じ価値観であるかはできるだけ早い段階で確認した方が良いです。
男性が結婚相手を選ぶ際に求めるポイント
男性と女性では、結婚相手の選び方が異なります。
男性が結婚相手の女性を選ぶ際にどのようなポイントについて挙げることが多いのかを知っておくと、自分の好みの男性があらわれた時に意識する事で選んでもらえる可能性を上げることができるのでご紹介します。
優しい・思いやりがある女性
男性は優しくて思いやりがある女性が好きです。これは男性に限らず女性にも言えることでしょう。
生活を一緒にしていくうえで、自分に優しいかどうか、両親などの肉親に優しいかどうかはもちろん、訪れた店舗のスタッフなど見知らぬ相手に対しても思いやりのある接し方が出来る人であるかどうかでその人の人柄があらわれます。
恋愛の時期は、お互いに好きだという感情が頂点にあるため、自分にとって優しい相手であるのは当然です。
しかし、交際期間が長くなってきたり、結婚して毎日一緒にいる生活となると、その大切さが当たり前となってしまい、ついつい相手に対する思いやりを忘れてしまうこともあります。
いつでもどんな時でも、そして誰に対しても優しさや思いやりを忘れない人の場合、長い時間を過ごしたとしても根本的な性格は変わらないと言えるため、男性はそういう気遣いのできる女性を好みます。
素直でかわいい女性
男性は素直でかわいい女性が好きです。
20代の男性はもちろん、30代、40代の男性が20代の女性を求める傾向にある理由の一つは、20代の女性のほうが素直であることが多いという側面があるからです。
男女問わず年齢を重ねるごとに自分の価値観が形成されていくため、他人の意見を素直に聞いたり、受け入れたりすることが難しくなる場合があります。
しかし、時には自分の考えだけに固執しすぎず、相手の意見に素直に耳を傾けて受け入れることで、新たな世界を広げることができることもあるので、いくつになっても素直さを持っていることは大切ですし、男性から見たらかわいいと思ってもらえるポイントにもなります。
家庭的な女性
今も昔も家庭的な女性はやはり好まれます。
家庭的な女性の代名詞が、料理ができることです。
一年365日、食事をしない日はありません。
最近は料理が好きな男性や、自分で出来るという男性も増えてきましたが、それでもやはり料理ができないよりも、できる女性のほうが好まれるでしょう。
子供好きな女性
結婚したら子供が欲しいと思っている男性は多いです。
そのため、やはり子供が欲しいと思っている女性で、なおかつ子供が好きな女性は好まれます。
自立している女性
男性は、素直でかわいい女性が好きな一方、自分でしっかりと自立できてる女性が好きでもあります。
自分がいなければ何もできないという女性は、好まれるようでいて実は好まれません。
特に、仕事で成功している男性ほど、女性にも自立していることを求める傾向にあります。
女性が結婚相手を選ぶ際に求めるポイント
一方、女性は結婚相手となる男性を選ぶ際に、どのようなことを求めるのでしょうか。
さっそくご紹介します。
優しい・思いやりがある男性
これは男性と同様で、女性も結婚相手に対して優しくて思いやりがあることを挙げる方が多いです。
理由も男性と同様で、生活を一緒にしていくうえで、自分に優しいかどうか、両親などの肉親に優しいかどうかはもちろん、訪れた店舗のスタッフなど見知らぬ相手に対しても思いやりのある接し方が出来る人であるかどうかが判断基準となります。
親しき中にも礼儀あり、どんなに稼ぎのある男性であったとしても、優しさや思いやりのない男性は好まれません。
誠実な男性
自分に対して、相手に対して、家族に対してなど、何に対しても誠実に向き合うことが出来る男性は好まれます。
優しさや思いやりとも重なる部分がありますが、誠実であることは、人として信頼できるということです。
何か不測の事態があったとしても、この男性なら誠実に向き合いしっかりと対応できるだろうといった安心感があるかどうかは、結婚相手としては大切です。
逆に、優しい人であったとしても、誠実さにはやや欠けるという男性は信用しきれない部分があるため、結婚相手としてはやや不安が残ります。
そのため、結婚相手の男性には誠実であることを望む女性は多いです。
仕事に誇りを持っている男性
男性の価値をはかる物差しの一つともなりうるのが仕事です。
最近は女性でもバリバリと仕事をこなし、男性以上の収入を得ている女性も少なくありません。
そのため、男性がどのような姿勢で自分の仕事に臨んでいるか、向上心を持って取り組んでいるかを重要視する女性は少なくありません。
また、仕事に誇りをもって取り組んでいる男性ほど、結果的に収入も高くなる傾向があるでしょう。
家族を大切にする男性
恋人同士の時に彼女のことを大切にする男性はもちろんですが、家族になった後も自分や子供、そして、それぞれの両親のことを大切にするかどうかはとても重要です。
日頃から両親に対してどのように接する男性なのかは意外と見ている女性は多いです。
家事に積極的な男性
女性も仕事をしている場合、どの程度積極的に家事に参加してくれる男性なのかは、多くの女性が気にしているポイントです。
特に仕事をしている女性が子供を授かった場合、共に子育てや家事をしてくれる姿勢があるかどうかが、離婚せずに仲良く暮らしていくことができるかどうかに繋がっていく場合もあります。
男性は外で仕事、女性は家で家事や育児といった時代ではありませんし、家のことや家族のことを女性任せにする男性は女性に好まれません。
良い結婚相手と出会える婚活方法と自分に合った選び方
結婚相手は、どのような相手が良いのか、その選び方も大切ですが、どのような方法で婚活を行なうのかも、将来出会う相手を左右すると言えます。
婚活方法はいくつかありますが、ここでは代表的な3つの方法についてご紹介します。
それぞれ、メリットとデメリットがあるので、最も自分に合うと思う方法で積極的に活動を行うと良いでしょう。
婚活アプリ
■メリット
・気軽に始められる
・女性の場合は無料のところも多い
・好きな時間に相手探しが出来る
・会員登録数が多いので、出会いの幅も広げられる
■デメリット
・本人証明が必ずしもしっかりと行われていないことも多いので信頼度が万全ではない
・必ずしも「結婚相手」を探している人ばかりではない
・サービス会社のサポートは期待できないため、何かトラブルがあっても基本的に自分で対処する必要がある
婚活アプリは、気軽に、そして簡単にはじめられるところが最大のメリットです。
しかし、「結婚」を意識していない男性は多いので、交際をはじめてから「結婚願望がない」ことに気づく場合も多く、後々ガッカリする場合がある点は否めません。
また、相手の身元証明が100%行われているとは限らないため、本当に独身なのか、本当に記載の金額の稼ぎがあるのかなどは不透明なので注意する必要があります。
婚活パーティー
■メリット
・一度に複数の相手と対面することができる
・低価格で気軽に参加できる
■デメリット
・どのような相手が参加するのか当日までわからない
・一人あたり10分前後の会話となるため、次も会うかどうかを決めるのが難しい
・パーティーの主催会社によっては必ずしも「結婚」を意識している人ばかりの参加ではない場合もある
婚活パーティーの内容は、主催会社により様々です。
いわゆる結婚相談所に登録している会員同士であれば「結婚」を意識している人たちの集まりになりますが、そうでない場合は、必ずしも「結婚したい」と思っている人ばかりではない可能性があります。
また、当日まで参加者がわからないため、場合によっては何の収穫も得られないこともあり、かえって時間の無駄となる場合もあります。
結婚相談所
■メリット
・入会時にさまざまな証明書の提出が必要となるため、身元が保証されているので安心
・「結婚をしたい」人が登録をしている
・会員間でトラブルが起きても、結婚相談所が仲介してくれるので安心
・担当カウンセラーがついている結婚相談所の場合、相談しながら進められるので一人で行き詰ることがない
・相手の紹介やお見合いセッティングをしてくれる結婚相談所なら、忙しいシングルマザーでも婚活しやすい
■デメリット
・費用がかかる
・女性もがんばってお見合い申し込みなどを積極的に行う必要がある
結婚相談所のメリットは、なんといっても安心感です。
相手の身元が様々な証明書提出により確認できているため、実は独身ではなかったといったことや、年収が正しくなかったといった問題が起こることはありません。
また、カウンセラーのいる結婚相談所であれば、婚活がうまくいかないことや悩みがある場合、すぐにサポートをしてもらうことができます。
一方、他の婚活方法に比べると費用がかかるため、金銭的な余裕がないと難しい側面があります。
失敗しないための結婚相手の選び方と男女別の結婚相手に求める条件まとめ
どのような結婚相手を選ぶかで、その生活は大きく変わってくるため、失敗しないためにも選び方や条件はとても重要となってきます。
恋愛とは違い、結婚相手にはどうしても譲れないポイントがある点も否めないでしょう。
そのため、どのような結婚相手を選ぶかとあわせて、どこで結婚相手を探すかも婚活のポイントになってきます。
恋人ではなく結婚相手を探したいと思っているのであれば、多少お金がかかったとしても、安心・安全に結婚相手を探し、選ぶことができる結婚相談所が最もおすすめです。
エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。