コラム

婚活で起こる減点方式と加点方式で変わってくる活動の実態と対策方法

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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婚活で相手のことをついつい減点方式で見てしまい、「なかなかいい人がいない」と婚活の負のスパイラルにはまっている人は、婚活を自分自身で難しくしてしまっている可能性が高いです。

婚活を成功させるためには、減点方式ではなく加点方式で相手を見ることが大切です。
そうすることで婚活がうまく進むようになるので、今減点方式で見てしまっていると感じている人は、少しずつ変えていく努力をすることをおすすめします。

このコラムでは、

・婚活における減点方式とは
・婚活で相手を減点方式で見てしまうと起こることむ
・婚活で相手を加点方式で相手を見ている人の特徴
・婚活を減点方式ではなく加点方式に変える方法
・婚活で起こる減点方式と加点方式で変わってくる活動の実態と対策方法まとめ

について解説します。

これを読むことで、婚活で相手を減点方式で見ていると起こる問題点や、加点方式で見ている人の特徴、加点方式に変える方法などがわかり、今後の婚活の参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

婚活における減点方式とは

婚活における減点方式とは、相手の良いところには目を向けず、最初から悪い面ばかリ見ることです。

つまり相手と会えば会うほど、100点から点数が減点されていくため、相手の得点は下がる一方ということになります。

あれが足りない、ここが嫌という見方では、一向に相手の良いところは見えてきません。
そのため、誰と会ってもお見合いが終わる頃には、魅力を感じられなくなってしまうことは言うまでもないでしょう。

魅力がある人であれば、減点方式で見ようとしても引く点数がないはずと思う人もいるかもしれません。
しかし、それは幻です。
どのような相手でも100点満点の人など存在しません。
お見合いの席では見つけられなかったとしても、デートをするごとに相手の嫌な部分や合わないと感じる部分が必ず出てきます。
減点をするタイミングが早いか遅いかだけの違いです。

減点方式で相手を見てしまう人は、必ずどこかのタイミングで相手の気に入らないところを見つけ不満を感じ始めることが多いと言えます。

男性よりも女性に多い減点方式

プロフィールを見てお見合いをしているわけなので、プロフィールでは相手のことを「こういう人かも」と勝手に想像している人は多いです。
そしてこれは、男性よりも女性に多いと言えます。

相手の人物像を想像し、期待を高めることは悪いことばかりではありません。
しかし、過度な期待は逆効果となる場合もあります。

待ち合わせがスマートではなかった
声が小さかった
服装がイマイチだった
写真から受けた印象と違った
デートの内容がおもしろくなかった
お店のセレクトがイマイチだった
自分への気遣いが感じられなかった
背が小さかった
食べ方が汚かった
デート代が割り勘だった
LINEの返事が遅い

相手のふとした瞬間が妙に気に障ったり、勝手な想像と違っていただけで不満に感じたりなど、減点対象となる内容は様々です。
異性の好みもあるので、他の人から見て些細なことでも、本人にとっては大きな問題であることもあるでしょう。
そのためすべてが悪いわけではありません。

問題なのは、悪い面にばかり目が行って、良い面をその半分も見ていないことが多いという点です。
自分のことをまだ大して知らないにもかかわらず、相手も同じようにこちらの今一つな面ばかり見て文句を言っていたとしたら頭にくるのではないでしょうか。

 

婚活で相手を減点方式で見てしまうと起こること

婚活で相手のことを減点方式で見てしまう人は、婚活がうまく進みにくいという問題があります。
なぜなら、以下のようなことが起こるからです。

悪い面しか目に行かず結婚したいと思える相手が一人もいなくなる

減点方式を行なっている限り、結婚したいと思える人と出会える確率は限りなくゼロに近いと言わざるを得ません。

なぜなら、繰り返しになりますが100点満点の人など存在しないからです。
80点以上の人と出会えるのも、奇跡と言っても良いでしょう。

そのため、誰と会ってもあそこが気になる、ここが合わないというように、何かしらの理由を見つけてしまうため、誰と会っても結婚まで進めていくのは難しいと言えます。

相手から好意をもってもらえない

相手のことを減点方式でばかり見ていることは、相手にも伝わるものです。

交際に乗り気ではない態度、おもしろくなさそうな受け答えなどで、相手の気持ちも冷めてしまいます。
そのため、相手からもなかなか好意をもってもらえないという状況に陥りやすくなります。

すると、自分が好意をもっているか否かに関わらず、相手のそのような態度が気に障り、さらに減点方式のマインドが加速していきます。

婚活がうまく進まないのでネガティブ思考に陥り負の連鎖に苦しむ

自分も好きになれず、相手にも好きになってもらえないという期間が続くと、気持ちがネガティブになり、さらに負の連鎖に苦しむことになります。

そして、それを他者のせいにして、自分の問題点に目を向けないことが多いです。

婚活では、自分に問題がある場合はそれと真摯に向き合い、改善していくことが大切です。
それができずにいると、いつまでたっても負の連鎖の中で苦しむことになってしまうので注意が必要です。

婚活で相手を加点方式で相手を見ている人の特徴

婚活がうまく進みやすい人は、相手のことを加点方式で見ている場合が多いです。
もともとポジティブマインドなタイプが多いので、加点方式で見ようと意識しているわけではなく、自然とそのように見ていると言えます。

加点方式で相手を見ている人には、共通しているいくつかの特徴があるのでご紹介します。

100点の人などいないことを理解している

相手を加算方式で見ている人は、そもそも100点満点の人などいないことを理解しています。

そのため、相手のことを知る努力を自然と行います。
その結果、良いところ、合わないところを見て自分の結婚相手として合うかどうかを判断していくことができます。

相手に過度な期待をしすぎることなく、かと言ってネガティブな感情ではなく好意的な感情で相手探しができるので、自分にとって良い結婚相手と巡り合うことができると言えます。

結婚生活に本当に必要な相手がわかっている

恋愛相手と結婚相手は違うと言う人がいます。
24時間生活を共にする結婚相手には、時折会う恋人には求めなかったことも求めたくなるのは仕方のないことです。

金銭面、家族との時間、子供の教育方針、家事育児の分担など、恋人同士の時には必要のなかったことまで深く考えていかなければいけないので当然でしょう。

例えば女性が男性に求める条件の中に、男性の身長をあげる人がいます。
スラリと背の高い男性は、スタイルが良く何割増しにも素敵に見えます。
しかし、身長の高さは、その後の結婚生活にどれほどの影響を及ぼすのでしょうか。

身長はあくまで一つの例にすぎません。

相手を加算方式で見ている人は、結婚生活を共にする相手に「本当に必要なことが何か」をきちんとわかっている人です。

相手の良いところをすぐに見つけらえる

相手を加算方式で見ている人は、当然のことながら相手の良いところをすぐに見つけることができます。

そのため、相手のことを認めやすく、好意をもてる相手を見つけやすいと言えます。

婚活でよくある悩みの中に、「相手のことをなかなか好きになれない」というものがあります。
この悩みを抱えている人の多くは、減点方式で相手を見ている場合が多いと言えます。

もちろん、加算方式で相手を見ることができる人の中にも、人としては素敵だが結婚相手として好意をもてる相手がいないという場合もあります。
しかし、それはあくまで好みや相性の問題であり、減点方式の人の場合とは明らかに異なります。

減点方式の人は相手のマイナス面ばかり見てしまうため、どのような人であっても結局好意を抱ける相手を一人も見つけられないため相性などの問題以外の課題がそもそもあるということです。

ポジティブなので相手から好意をもってもらいやすい

加点方式の人は、基本的にポジティブマインドなので相手からも好意をもってもらいやすいです。

相手が好意を抱いてくれると、より積極的にアプローチをしてもらうことができるため気持ちが動きやすくなります。
そのため、相手の良い面をより一層知ることができ、成婚しやすくなります。

どのような場合でも、ポジティブマインドであることは婚活では成功につなげていきやすくなるということです。

 

婚活を減点方式ではなく加点方式に変える方法

今現在、自分が相手のことを減点方式で見てしまっていると感じる人は、加点方式に変えていく努力をしましょう。

減点方式から加点方式に変える方法として、まずはこれからあげる3つのことを意識し実践してみてください。

自分の周りの既婚者に結婚相手に必要なことを聞いてみる

自分の周りにいる既婚者に、結婚をした後と前で感じる結婚相手に必要なことをヒアリングしてみましょう。

今の自分は相手にこんなことを求めていたけれど、結婚すると全くどうでもいいことだったと気づくこともたくさんあるかもしれません。

ヒアリングは、様々な年代の人に聞くことができると尚良いです。
20代、30代、40代とそれぞれの世代、そして結婚年数により、相手に思うことがそれぞれ異なる可能性が高いからです。

相手の良いところを意識的に最低5つ探してみる

これまで相手のことを減点方式で見ていたのであれば、これからは相手のことを加算方式で見る努力をしましょう。

例えば、まずは相手の良いところを最低5つ見つける努力を意識的に行ってみてください。

 最初の挨拶の時の笑顔が素敵だった
 先に自分にメニューを渡してくれた

など、良いなと思うことであれば、どんな些細なことでも構いません。

最初は難しいかもしれません。

しかし、継続することで、そのうち自然と相手の良いところを見つけていくことができるようになります。

相手に求めるほど自分に減点ポイントがないか振り返る

減点方式で相手を採点できるほど、自分が100点満点の人間であるかを考えてみましょう。

自分にも様々な面で欠けている点、頑張らなければいけないと感じる点があるのに、相手に多くを求めるのはあまりにも欲張りすぎです。
また、仮に満点の相手がいた場合、そのような完璧な人が完璧ではないと感じる自分をそもそも選んでくれるかを考えてみましょう。

悲観的になれと言っているのではありません。
相手に多くを求めるのであれば、自分も多くの努力をして魅力的な人でなければ成立しないということを理解し、自分磨きをすることも大切ということです。

婚活で起こる減点方式と加点方式で変わってくる活動の実態と対策方法まとめ

婚活で相手のことを減点方式で見る人は、婚活が難航し、自分の首を絞めることになりかねません。
また、出会う相手の良くない面ばかり見つける婚活は、疲れるだけで残念ながら生産性がとても低いと言えます。

せっかく色々な異性と出会えるチャンスなので、その機会をもっと楽しんだほうが、結果的に良い出会いを引き寄せます。

婚活は簡単なものではありません。
そのため、行き詰ってしまうことがあっても不思議ではないのです。
そんな時は、結婚相談所であれば担当のカウンセラーに相談をして、サポートしてもらうのがおすすめです。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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