コラム

婚活で相手家族との同居を希望する女性はたった3%未満の理由

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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婚活で自分の親など家族との同居希望で相手を探した場合、結婚相手を見つけることはできるのでしょうか?

おそらく多くの人が想像しているとおり、家族との同居を希望すると婚活の難易度はかなり上がります。

このコラムでは、

・男女共に家族との同居希望者は少ない現在の婚活事情
・自分の家族との同居を希望する男性の成婚しやすさはたった30%
・婚活で同居を希望せざるを得ない男性の理由
・相手の女性が家族との同居を嫌がる理由(デメリット)
・親との同居を希望することによるメリット
・同居は絶対なのかどうかをよく考えよう
・婚活で相手家族との同居を希望する女性はたった3%未満の理由まとめ

について解説します。

これを読むことで、婚活で同居希望の人はどのくらいいるのかや、同居希望の場合の成婚のしやすさなどについて参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

男女共に家族との同居希望者は少ない現在の婚活事情

実際に結婚相談所で活動をしている人たちの中で、家族との同居を希望する人はどのくらいいるのでしょうか。

大手結婚相談所連盟の一つ日本結婚相談所連盟を運営する株式会社IBJが発表した「2022年度版 成婚白書」では、自分の親との同居を希望する男性の割合と、相手の親との同居を構わないと考える女性の割合について発表しているのでご紹介します。

婚活で「自分の家族」との同居を希望する男性は3%未満

婚活で「自分の家族」との同居を希望する男性は、会員全体の2.5%です。

つまり、ほとんどの男性が、自分の家族との同居は希望していないという結果になっています。

逆に、家族との同居を「希望しない」と回答したのは会員全体の59.6%、「こだわらない」と回答したのは、会員全体の37.4%でした。

年代別の結果ではないため、20代と40代、50代ではまた少し違う傾向が出てくるかもしれません。
しかし、それでも会員全体の割合はわずか2.5%なので、ほとんどの男性は自分の家族との同居を希望していないということです。

婚活で「相手の家族」との同居を構わないとする女性は3%未満

次に、婚活で「相手の家族」との同居を構わないと考える女性の割合について見てみましょう。

相手の家族との同居を構わないと考える女性は、会員全体の2.6%です。
逆に、相手の家族との同居は「難しい」と考える女性は57.1 %、「相手による」と考える女性は39.7 %でした。

この結果から、女性側も相手の家族との同居は避けたいと考えていることがわかります。

 

自分の家族との同居を希望する男性の成婚しやすさはたった30%

では、自分の家族との同居を希望する男性は、結婚できるのでしょうか?

これも、同じく「2022年度版 成婚白書」で公表されているのでご紹介します。

自分の家族との同居を「希望する」男性の「成婚しやすさ」は、30.4%です。
逆に、「同居を希望しない」場合は108.2%、「こだわらない」場合は92.9%となっています。

この通り、やはり同居を希望すると、成婚は難しくなり、婚活はかなり難易度が上がるということがわかるでしょう。

 

婚活で同居を希望せざるを得ない男性の理由

では、婚活で自分の家族との同居を希望する男性の主な理由としては、どのようなものが挙げられるのかを見てみましょう。

実家の家業を継ぐから

実家が何らかの事業を営んでいる場合、その後継者として家業を引き継ぐため実家に同居するという場合があります。

また、家業を引き継ぐ場合、その事業内容によっては結婚相手の女性も一緒に働くことを求められる場合もあるかもしれません。

いずれにせよ、家族全体で一つの事業を営んでいく場合などは、実家に共に住むということになる場合があります。

実家に広い敷地があるから

実家に広い敷地があるため、そこに家屋を増築するという場合もあります。
特に田舎に実家がある場合などは、こういった提案をされる場合があるでしょう。

また完全な同居ではなく、入り口だけが違う二世帯住宅なども考えられます。

親の介護が必要だから

年齢が上がるにつれ、自分のことだけではなく、高齢な家族のことも含めて結婚を考えなければいけなくなる場合があります。

すでに介護が必要な場合もあれば、これから介護の可能性が出てくるという場合もあるでしょう。

いずれにせよ施設などにお世話になる予定がなければ、親の介護を考えて同居を希望する場合もあると言えます。

 

相手の女性が家族との同居を嫌がる理由(デメリット)

家族との同居は、何かと干渉を受けやすいイメージがあり、嫌がる人が多いのは仕方のないことです。
特に女性が懸念するのは、以下のような点です。

家事や育児について口出しされそう

同居することで、家事や育児などについて必要以上に干渉されると考える女性は少なくありません。

結婚相手の家族とはいえ、女性にとっては他人です。
生活習慣も違えば、考え方などが異なる点も多いでしょう。
しかし、その内容に納得できなくても、無下にできないためストレスを溜めることになりかねません。

そのため必要以上のストレスを受けたくないと考え、同居は避けたいと思うのです。

常に監視されているようで気が抜けない

同居するということは、何をしているかが常に相手の親にも見えてしまうということです。

時には料理の手を抜きたい、掃除を適当にしたいと思う日もあるでしょう。
しかし、相手の親の目があると、簡単に手を抜くことはできません。

場合によっては、相手の家族の分の料理や洗濯などもしなければならないかもしれません。

女性にとって相手の家族との同居は、メリットよりもデメリットの方が圧倒的に多くなる可能性が高いのは、言うまでもないため嫌がる人が多いと言えます。

 

親との同居を希望することによるメリット

では、親など相手の家族との同居は、デメリットしかないのでしょうか。

同居することで、人によってはいくつかのメリットがある場合もあります。
どうしても自分の家族との同居が必須なのであれば、相手にはそのメリットを伝えていく努力が必要です。

家賃が浮く

同居するということは、自分たちのためだけの家を用意する必要がないということです。

そのため、家賃が不要となる、あるいは低予算に抑えられる場合もあるでしょう。

収入における家賃の負担割合は、最も高いと言えます。
家賃が浮くということは、それ以外のことにお金を使えるため経済的には大きなメリットとなると言えるので、相手の女性へのアピールとして伝えていけると良いでしょう。

子供の育児を手伝ってもらえる場合がある

同居するということは、人の手が多くなるということになります。

そのため、もしも夫婦共働きの場合、子供の育児を相手の家族に手伝ってもらえる可能性があるでしょう。

保育園や幼稚園への送迎、家事の分担など、協力的な家族であれば大きなメリットとなる場合もあるでしょう。
結婚後も働きたいと考えている女性であれば、メリットとして捉えてもらえる可能性もあるかもしれません。

 

同居は絶対なのかどうかをよく考えよう

同居にいくつかのメリットがあるとしても、大前提として結婚相談所では同居を希望する男性とお見合いをしようと考える女性を探すこと自体が難しい点は否めません。

そのため、どうしても結婚したいのであれば、「同居は絶対に外せない条件なのか」「他に代替できる方法はないのか」についてよく考えてみましょう。

もしかしたら、同居しなくても違う選択肢を検討することで絶対条件にせずとも解決できる場合があるかもしれません。

同居ではなく近隣に住むという選択

自分の子供には、できれば結婚してほしい、孫の顔を見せて欲しいと考えている親は多いでしょう。

そのため、同居がネックになっているのであれば、それを絶対条件から外すことをいとわないという考え方に変えてくれる場合もあるかもしれません。

例えば同居ではなく、近隣に住むという選択肢であれば、少しの妥協で済む場合もあるでしょう。

相手の女性も、同居ではないのであれば納得してくれるかもしれません。

どの優先順位を上げることが全員にとって重要なのか、について考えることが大切です。

親の介護は自宅ですることが必須なのか

親の介護は、避けては通れない大きな問題です。

自宅で介護したいと考えることは、悪いことではありません。
しかし、やはり他人の介護が前提での同居を進んでしたいと考える女性はいません。

自宅で介護をする場合、行政からどういった支援が受けられるのかなどについて、よく調べておくことが必要です。
施設でお世話になるには費用が掛かりすぎて難しいという場合でも、結婚相手との共働きであれば解決できる場合もあるかもしれません。

 

婚活で相手家族との同居を希望する女性はたった3%未満の理由まとめ

婚活において、家族との同居を希望するということは一気に婚活の難しさを上げることになります。
そのため、絶対に結婚したいと考えるのであれば、できれば同居を希望しないほうが成婚の可能性は高くなるでしょう。

しかし、どうしても同居の条件を外せないという場合は、相手が同居に対して持っているネガティブな考えを取り払ってあげる必要があります。
とにかく辛抱強く、一つ一つ解決してくことが必須です。

結婚相談所では、少ないながらも相手の家族との同居について寛容な考え方を持っている相手を探すことができます。
そのため、もしも結婚相手を探す条件として同居を希望することが必須なのであれば、結婚相談所で活動をするのがおすすめです。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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