コラム

コロナ禍での婚活が成功する人と失敗する人の分かれ道とは

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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コロナにより世界中に様々な変化が起きてからおよそ1年が過ぎました。

多くのことが制限され、自分の置かれている状況や将来について考え、今なお不安な気持ちに苛まれている人も多いでしょう。
そんなとき、一人より二人、信頼できるパートナーがいれば、共に考え、気持ちを切り替えて新たな一歩を踏み出す力になるものです。

このような先の見えにくい状況だからこそ、結婚相手が欲しいと願い、新たに婚活を開始する人も少なくありません。
特に、なかなか直接、人と会うことが難しくなった今だからこそ、結婚相談所での婚活をあらためて考える人が増えています。

しかし、コロナ禍の今、婚活をはじめても果たしてうまくいくのか疑問もあるでしょう。

そこでこのコラムでは、

・コロナ禍でより結婚相手を求める傾向が強くなった
・コロナ前と後での婚活にも変化が
・コロナ禍でも婚活を成功させられる人の特徴
・コロナ禍での婚活を成功させられない人の特徴
・コロナ禍での結婚相談所の取り組み
・コロナ禍での婚活が成功する人と失敗する人の分かれ道とはまとめ

について解説します。

これを読むことで、コロナ禍の今、婚活を成功させられる人にはどのような特徴があるのか、また、実際に結婚相談所で取り組んでいるコロナ禍での婚活方法とはどのような内容か、などについてご紹介します。

 

コロナ禍でより結婚相手を求める傾向が強くなった

前述したとおり、コロナ禍の影響であらためてパートナーが欲しいと考え、婚活を開始する人が増えました。

結婚相談所が加盟する結婚相談所連盟の中で、最も多い会員数を誇るIBJ(日本結婚相談所連盟)の発表によると、2021年1月の入会数は、前年同月比(コロナ前と比較して)で31.7%増加したとのことです。これにより、IBJに登録している会員数は、2021年4月で7万名を突破しています。

新たに入会した会員の理由では、
「コロナ禍で、出会いが減った(30代・女性)」
「身体を壊して1人でいることに不安を感じた(30代・男性)」
などの声が増えているそうです。

なかなか人との出会いが少ない中、コロナ禍により一層相手探しが難しくなった今だからこそ、確実に、そして身元がしっかりとわかっている相手と出会うことができる結婚相談所の需要が増えていると言えるでしょう。

 

コロナ前と後での婚活にも変化が

コロナ禍の影響により、婚活にも様々な変化がありますが、ここでは特に色濃く出ている変化についてご紹介します。

オンラインお見合いを積極的に活用

コロナ禍では緊急事態宣言の発動により、直接的に人と会うことが制限されています。

そんな中、代替手段として、オンラインでのお見合いを積極的に活用し婚活する人が増えました。

実はコロナによる影響が発生する以前にも、オンラインでのお見合いは活用されていました。
ただし、それは遠方に住んでいる人同士のお見合い時がほとんどでした。

どちらかが海外に住んでいたり、あるいは相手の居住地を制限せずに婚活をしている人同士の場合、日本国内であってもオンラインを活用してお見合いを実施しています。

しかし、コロナ禍の今は同じ都内に住んでいたとしても、会社から外出制限規制が出されていたり、医療従事者や高齢の家族がいたりする場合は多くの人と会うことによるリスクがあるため、オンラインでのお見合いを利用しています。

婚活相手の重要視する条件に変化

結婚相談所で婚活を行なう場合、最初に見るのが相手のプロフィールです。

そこには写真とあわせて相手の職業や年収、年齢、そして自己紹介文などが細かに記載されています。

男女問わず、やはり相手の容姿が好みであるかどうかはもちろん、女性であれば相手の年収や安定した職業であるかどうか、男性であればルックスとあわせて年齢や家柄などを気にする人が多いのが全体傾向です。

しかし、コロナ禍の今は、一般的な条件よりも、お互いの思考が似ているかどうか、共感度が高いか、などを重視する人が増えました。
特にコロナ禍における働き方や行動についての考えは、人により大きく異なります。

緊急事態宣言が出ていてもさほど気にせず外出をする方もいれば、基本規定は守ることが当然であり、出かけることを良しとしない人もいます。

余暇の過ごし方や金銭感覚などの考え方は当然近い方が良いですが、現在のような緊急時、しかもともすれば命に関わるような問題についての考え方についてお互いに理解できる思考を持っていない場合、生活を共にしていくことは困難です。

そのため、コロナに対する考え方含め、実際に会ってみて相手の考え方などを確認することも結婚相手を決める上での重要なポイントと捉え活動する方も多くなっています。

 

コロナ禍でも婚活を成功させられる人の特徴

コロナ禍では、環境の変化や制限事項が多い中でも柔軟な対応が求められます。
これまでの婚活と同じマインドではうまくいかないことも出てきますが、そんなコロナ禍でも婚活を成功させられる人には共通の特徴があるのでご紹介します。

新しい取り組みにも積極的

これまで経験したことのないことでも、必要であれば積極的に新しい取り組みに挑戦する姿勢があるかどうかで、婚活の成功率は格段に変わります。

オンラインでのお見合いも新しい取り組みの一つになります。

2020年の5月、はじめての緊急事態宣言の発動により、お見合い場所として利用していたラウンジやカフェが営業を休止し、また勤務している会社からの外出制限により対面でのお見合いができなくなりました。

しかし、当初から積極的に切り替えてZOOMなどのお見合いを活用しはじめた会員の方は、婚活を止めることなく活動でき、対面とは違い移動の時間もないためより多くの相手と会話をする機会を作れることを逆手にとり、より広く婚活を行なうことができたため、良い相手と出会うきっかけづくりができました。

オンラインお見合いは、最初は緊張するものの、慣れれば自分の部屋でリラックスして会話をすることができるため、お見合いの成功率が上がったという方がいるのも特徴です。

オンラインでのお見合いは、新しい取り組みとしての例えの一つに過ぎません。
大切なのは現状に固執せず、状況に合わせた柔軟な考え方や行動がとれるかどうかということであり、婚活を成功させることができるかどうかに大きく関わってくるということです。

相手とのフィーリングを重視

条件ばかりに目を向けすぎず、あらためて結婚相手に求める条件を見直した結果、性格や相手とのフィーリングを一層重要視して活動する人も増えました。

平成29年度の司法統計データによると、離婚理由で最も多いのが「性格が合わない」というものでした。
一緒に暮らしてみなければわからない側面があるのは当然です。
他人同士なので性格が合わない部分があるのは致し方のないことですが、重要なのは考え方の相違があったとしても、受け入れられるかどうかということになるでしょう。

一見、条件が良く、素敵な相手のように見えても、実際に会って話をしてみると理想通りにはいかないことも多いのが現状です。

そのため、条件だけで会うかどうかを決めず、少しでも共通点など気になるポイントがある相手であれば、一度会って話すことを心がけることで、良い相手と出会える可能性が広がります。

多くの人とコミュニケーションをとろうとした場合、対面だと時間も労力もかかりますが、オンラインでのお見合いであれば移動が必要なく、1時間で済むためずっと気軽に対応することが可能です。

コロナ禍の現状を逆手にとり、オンラインでのお見合いを積極的に取りいれれば、より多くの相手とコミュニケーションをとることができるので参考にすると良いでしょう。

デートやコミュニケーションを工夫できる

お店の営業時間が制限され、行動範囲も規制させるコロナ禍でも、デートの方法を工夫することができるかどうかで婚活の成功率は変わります。

デートをする場所を、公園や、人込みを避けたアウトドアに変えるなどすることで、コロナ禍であってもデートを楽しむことは可能です。

大切なのは、どのような状況であってもお互いに意見を出し合い工夫して、乗り越えていけるかどうか、日々のコミュニケーションをとり続けていけるかどうかです。

 

コロナ禍での婚活を成功させられない人の特徴

コロナ禍での婚活にうまく対応できず、なかなかスムーズに進まないという人もいます。
婚活がうまくいかない人には、やはり共通の特徴があります。
事前に知っておけば、同じことをしないよう対策することができるのでご紹介します。

何かと理由をつけて自分から積極的に動けない

コロナ禍に限ったことではありませんが、自分から積極的に活動できない人は、婚活はなかなかうまくいきません。
さらにコロナ禍ではお見合いやデートの手段にやむを得ず制限が出てくる場合があるため、自分が望まないかたちでも前向きに捉え柔軟に対応することが求められます。

例えばオンラインお見合いもその一つです。
あまりオンラインでの会話が得意ではない、あるいは使ったことがないため積極的になれないという場合、どうしても避けてしまいがちですが、その結果出会いの機会を減らすことになるため婚活が止まってしまいがちです。

婚活を成功させたいのであれば、何かと理由をつけて避けるよりも、前向きに捉え、積極的に受け入れ活動することが大切です。

うまくいかないことを環境や周りのせいにしがち

お見合いが成立しない、お見合いをしてもその後の交際に進めることができない、交際に進んでも、2、3度会った後に断られることが多いなど、何らかの原因により婚活がうまくいかない場合があります。

さらにコロナ禍では、相手が外出制限されているためデートができないといった理由により、交際を発展させられないという人もいます。

自分の問題ではないところの理由により、婚活をスムーズに進められなくなることもありますが、周りの問題ではなく、自分自身、あるいは、お互いのコミュニケーション努力の不足により婚活がうまくいかないことも実は多いと言えます。

前述したとおり、お互いに気持ちがあれば、制限されている中でもデートをしたり、コミュニケーションをとり続けたりすることは可能です。
しかし、それは関係を構築できるまではある程度の努力も必要となります。

うまくいかない原因がどこにあるのかを冷静に考え、改善する努力ができないと、いつまで経っても状況を好転させることはできず、婚活は失敗に終わってしまいます。

 

コロナ禍での結婚相談所の取り組み

コロナ禍では、結婚相談所でもあらたな取り組みを導入し、会員が不自由に感じないようサービス提供を心掛けているところが増えています。
今回は特に重要な3つの取り組みについてご紹介します。

オンライン面談を導入

多くの結婚相談所では、入会前にサービス内容等についての説明を詳しく行うための無料相談を行っています。

コロナ禍では、実際に来店してもらい、サービス内容について説明をすることが難しくなったため、オンラインでの無料相談を実施するところが増えました。

エクセレンス青山でも、積極的にオンラインでの無料相談を行っています。

これにより、わざわざお越しいただかなくてもサービス内容についての説明や、婚活を行なう上での疑問や相談などを細かく確認できるため、納得して入会いただくことができます。

オンラインでのお見合いを実施

前述したとおり、オンラインでのお見合いも積極的に行っています。

遠方に住んでいる方のみならず、同じ都県に住んでいたとしても、コロナが心配な場合や、何らかの事情により対面でのお見合いを希望しない場合は、お互いの同意がとれればオンラインでのお見合いが可能です。

オンラインお見合いでは多くの場合ZOOMを利用していますが、Skypeなど他の手段でも実施が可能な場合もあるのでご相談ください。

交際期間やデート方法のルール変更

結婚相談所では、交際期間やデートについてのルールが定められています。

例えばお見合い後、仮交際や真剣交際に進んだ場合の期間を、それぞれ3か月間と定めていること、あるいは仮交際に進んだあとは必ず1度は対面でのデートを行うこと、などです。

しかしコロナ禍の今は、なかなか積極的に会いにくい環境があるため、交際期間に制限を設けず、仮交際後のデートをオンラインでのデートも可能としているところも多いです。

期間やデート回数などの条件は結婚相談所により異なるため、必ず入会時に確認が必要ですが、会員の状況を見極めながら、結婚相談所もサービス内容を柔軟に変化させています。

 

コロナ禍での婚活が成功する人と失敗する人の分かれ道とはまとめ

コロナ禍での婚活が成功する人と失敗する人の分かれ道について解説してきましたが、いかがでしたでしょうか。

コロナ禍での婚活は、これまで経験したことのない制限がある中での活動となるため、大変な面もありますが、積極的に新たな取り組みに対応をすることで成功させることも可能です。
不安なことがあれば、カウンセラーのいる結婚相談所に登録をして、相談をしながら進めていくことをおすすめします。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

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