結婚と恋愛は別って本当？離婚理由から見る結婚相手の条件

よく耳にする「結婚と恋愛は別物」って、本当なのでしょうか？

このコラムでは、

・結婚と恋愛は本当に別なのか？
・離婚理由を知れば結婚相手に必要な条件が見えてくる
・結婚相手に必要な条件とは
・恋愛と結婚は全く別物だけど考えすぎは禁物
・結婚と恋愛は別って本当？離婚理由から見る結婚相手の条件まとめ

について解説します。

これを読むことで、結婚と恋愛は本当に別物なのか、結婚相手を考えるとき、どのような条件で探すのが良いのかについて参考になるのでぜひ最後までお読みください。

 

結婚と恋愛は本当に別物なのか？

結婚と恋愛は本当に別物なのでしょうか？

これは、経験した人により回答は分かれるでしょう。
しかし、「別物」と考える人が多いのは事実かもしれません。

なぜなら、結婚は、恋愛時よりも相手との関わりが様々な側面で深くなります。
恋愛中は二人のことだけを中心に考えれば良かったものの、結婚をすると自分たち二人のことだけではなく、二人の子供や、二人それぞれの家族や親戚との関わり合い方も考えていく必要が出てくるからです。

また、恋愛中は比較的相手の良い面ばかりが見えがちなのに対し、結婚して一緒に暮らし始めるとそうではない面も見えてきます。
会う時は服装やヘアスタイルなど、いつも外見に気を使っていた恋愛中とは異なり、結婚するとお互いにジャージにすっぴんが当たり前になりがちです。
様々な側面で、ついつい相手への気遣いがおろそかになってしまう夫婦も少なくないでしょう。

結婚で大切なのは、外見も内面も相手が着飾らなくなった素の状態となったときでも、共に生活していくことができるかどうかです。

外見が好みだからとか、稼ぎがあるからという理由だけで交際できていた恋愛中の相手と、24時間一緒に生活をしていくことができるか考えたときに、「それは難しい」と思うのであれば、恋愛と結婚は別物となります。

あるいは、恋愛中は将来相手が子供を欲しいと考えているかどうか気にしていなかったとしても、結婚相手としてはどうでしょう。
もしも自分は将来子供が欲しいと考えているにも拘らず、相手は子供を欲しいと思っていなかった場合、その相手とそのまま結婚できるでしょうか。

このように将来の家族像を描いたときに、恋愛中の相手が将来の結婚相手として考えられるかどうかがポイントになります。
その結果、「結婚と恋愛は別物」と考える人が多いのかもしれません。

 

離婚理由を知れば結婚相手に必要な条件が見えてくる

結婚と恋愛が別物かどうかは、実際に結婚した夫婦がやむを得ず離婚した理由を知ることで見えてくる面があるでしょう。

これからご紹介するのは、平成29年度の司法統計データによる離婚の理由です。
夫が妻と離婚をした理由と、妻が夫と離婚した理由の上位が、それぞれどのような内容なのかがわかります。

夫と妻で順位は異なるものの、概ね離婚理由に入っている内容は似ているため、結婚相手を探す際、どのような点を考慮して相手を見る必要があるのかの参考になります。

夫が妻と離婚した理由

■夫が妻と離婚した理由

1位 性格があわない
2位 精神的に虐待する
3位 その他
4位 異性関係
5位 家族親族との折り合いが悪い
6位　性的不調和
7位　浪費する
8位　同居に応じない
9位　暴力を振るう
10位　家庭を捨てて省みない

夫が妻と離婚した理由の1位は「性格があわない」です。
また、2位は「精神的に虐待する」となっており、いずれも内面的な問題が大きく影響していると言えます。

性格が合うかどうかの見極めは、恋愛中に相手の良い面ばかりに目が行きがちになっている際には判断が難しいのかもしれません。
しかし、自分の家族との折り合いが良いかどうかやお金の使い方、親との同居意向などは、事前対策のしようがある点ともいえるでしょう。

妻が夫と離婚した理由

■妻が夫と離婚したい理由

1位 性格があわない
2位 生活費を渡さない
3位 精神的に虐待する
4位 暴力をふるう
5位 異性関係
6位　その他
7位　浪費する
8位　家庭を捨てて省みない
9位　性的不調和
10位　家族親族と折り合いが悪い

妻が夫と離婚した理由の1位も、夫と同じく「性格があわない」です。
一方、2位は生活費を渡さない、7位は浪費するなど金銭面の問題が入っています。
また、3位～5位には、人としてのだらしなさやモラルにかける行為がランクインしています。

恋愛中には、そのような様子は見られなかったという人もいます。
しかし、当事者以外の第三者から見たらそのような片鱗が見え隠れしている場合があるかもしれません。

 

結婚相手に必要な条件とは

結婚相手に何を求めるべきかは、離婚理由から考えることで自ずと見えてきます。
いくら好きでも、結婚相手としてみるのであれば、冷静な観察眼が必要と言えるでしょう。

価値観が合う

離婚理由の「性格があわない」は、一緒に暮らしていく相手としては致命的と言えます。

「性格が自分と違う」ということと、「性格があわない」は全くの別物です。
「性格が自分と違」と感じても、それを受け入れられる、おもしろいと感じられるのであれば問題ありません。

しかし、「性格があわない」のは、その性格を受け入れられない、不快に感じているということになります。

恋愛中に相手の様々な考え方や価値観に対し、「なぜそんな考え方になるのだろう」「理解できない」と感じる点が多い場合は、結婚相手としては考え直した方が良いかもしれません。
今は良くても、一緒に暮らすとその亀裂が大きくなり、やがて一緒に生活をしていくことが難しくなる可能性が高いと言えます。

金銭的価値観が似ている

恋愛中はそれぞれのお財布が別なので気にしていなかったかもしれませんが、結婚となると話は別です。
金銭感覚があまりに異なる相手と生活を共にすることは、思っている以上にストレスと感じてしまうことが多いと言えます。

家賃などにかける費用、日々の生活費、子供ができればその教育費、さらに将来的に家を購入する場合はそこにどれだけの費用をかけるかなど、お金の問題は常についてまわります。
例えば子供のため、あるいは将来の家を購入するための貯金をしたいのに、一方はブランド品や日々の飲み代などにかまわずお金をかけるタイプだった場合、その溝を埋めるのは大変です。

根本的な金銭的価値観が異なると、そのたびに衝突することになります。
何にいくらかけるべきかといったお金の価値観や考え方は、基本的に似ている相手と結婚するのがおすすめです。

異性関係にだらしなくない

異性にだらしのない相手も、結婚相手としては不適格でしょう。
恋愛中はやむを得ず相手の浮気を許したとしても、結婚相手としてはそうはいきません。

もともと異性にだらしのない人は、結婚したからといってそれが確実に改善されるとは言えないため、結婚相手としては慎重に検討した方が良いでしょう。

家族を大事にしてくれる

結婚したら、自分や家族を大事にしてくれる相手でなければ結婚生活は破綻しかねません。

とはいえ、結婚をしていないのに家族を大事にしてくれる人であるかを見極めるのは難しいでしょう。

例えば、相手が本人の両親や兄弟姉妹と仲が良いかどうかなどから、将来の家族への接し方などが見えてくる面があるかもしれません。

家族や親戚との相性

自分の両親や親戚との相性も大切です。

ただ、結婚前から親戚との関わり合いまで確認するのは難しいでしょう。

とはいえ、少なくとも自分の両親とは何度か顔を合わせる機会を設けられたほうが良いでしょう。

将来的に親との同居意向があれば先に確認する

もしも将来自分の親との同居を望んでいるのであれば、結婚前に相手の意思を確認しておくべきです。

同居は相手の生活にも大きく影響するため、黙って結婚をするのは得策とは言えません。

同居だけではなく、それ以外にも結婚をするたにあたり相談しておくべきことがあれば、事前に話をしておいたほうが円満な結婚生活を送れるでしょう。

 

恋愛と結婚は全く別物だけど考えすぎは禁物

恋愛と結婚は別物ですが、考えすぎてしまうとなかなか結婚できなくなってしまいます。

結婚前に確認すべきことはきちんと確認しておいたほうが賢明です。
しかし、一方でやはり大切なのは結婚後のお互いの自助努力と言えるでしょう。

結婚相談所であれば事前に条件を確認できる

結婚前に、性格があうかどうかは比較的確認しやすいと言えます。
しかし、一方で親との同居意向や金銭的価値観が似ているかどうかなどは、聞きにくい面もあるでしょう。

もしもこれから結婚相手を探す場合、結婚相談所であれば、聞きにくいことも聞きやすいという大きなメリットがあります。

結婚相談所では、あらかじめ事前に親との同居意向や収入、資産などの情報を確認することができます。
また、お互いに「結婚相手」として交際をするため、結婚後の生活イメージや子供の有無に対する希望なども聞きやすく、結婚に対する考え方などの価値観を知ることもできます。

あらたに結婚相手を探したいと考えているのであれば、一度結婚相談所の無料相談に訪れてみるのがおすすめです。
エクセレンス青山でも、無料相談を実施しています。
オンラインもしくは対面のお好きな方法で実施可能なので、興味がある場合はぜひ一度お問い合わせください。

 

結婚と恋愛は別って本当？離婚理由から見る結婚相手の条件まとめ

恋愛と結婚は、残念ながら別物と言わざるを得ない面が多数あります。
しかし、だからといって恋愛相手が結婚相手に向いていないというわけではありません。

大切なのは、好きという気持ちだけで気になる面や引っかかる面に目をつぶってしまわないことです。
「あの時、もっと確認しておけばよかった」
と後悔しないよう、気にしておくべき点についてはきちんと確認をしておきましょう。

ご紹介したとおり、結婚相談所であれば結婚に向けて気になる点について積極的に確認しやすいというメリットがあります。
そのため、婚活を行なう上では最適な活動の場と言えるでしょう。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。
壁にぶつかった時、分からないことがある時なども、すぐに相談をして解決していくことができるため、婚活の難しさを軽減させることができます。

また、エクセレンス青山がどんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。