コラム

【バツイチの婚活事情】バツイチは婚活でモテる?バツイチ子持ちは?

記事の監修

エクセレンス青山 成婚カウンセラー

星野 今日子(Kyoko Hoshino)

結婚相談所カウンセラー歴13年。400組以上のカップル誕生をサポート。
大手結婚相談所の新規開拓事業に携わり、人材の育成などに従事。その後、会員様により寄り添った対応ができるエクセレンス青山で活動中。会員様それぞれのお悩みにあった内容で妥協のない夢のある婚活をサポートしています。

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婚活市場において、バツイチで活動をしている人はどのくらいいるのでしょうか。
また、バツイチは、新たな相手を見つける上で、不利にならないのか、子供がいる場合はどうかなど、バツイチで婚活を行なう場合、気になることが多いものです。

このコラムでは、

・バツイチの婚活割合は全体の26.8%
・結婚相談所調査によるバツイチの成婚しやすさ
・バツイチの男性が婚活する際のポイント
・バツイチの女性が婚活する際のポイント
・バツイチの婚活を成功させるために意識すること
・バツイチの婚活なら結婚相談所が有利な理由
・【バツイチの婚活事情】バツイチは婚活でモテる?バツイチ子持ちは?まとめ

について解説します。

これを読むことで、バツイチの婚活事情がわかるほか、バツイチで婚活を行なう際に意識することで婚活を成功させることができるポイントなどがわかり参考になるのでぜひ実践してみてください。

 

バツイチの婚活割合は全体の26.8%

平成28年度に発表された厚生労働省の調査で、夫妻とも再婚またはどちらか一方が再婚の割合、平成27年度は全体の26.8%を占める結果となっています。
この結果から、婚姻したカップルの4組に1組はバツイチ、いわゆる再婚組ということになります。

再婚の割合は調査開始時から増えており、最新の調査結果となる平成27年度が一番再婚割合の多い年ということからもわかるとおり、離婚をしてバツイチとなっても、あらためて結婚をする人が増えているということです。

ひと昔前までは、一度結婚をするとなかなか離婚をしにくい風習がありましたが、現在は我慢して結婚生活を続けるというよりは、離婚をして新たな人生の一歩を踏み出す選択をする人が多くなっていると言えるでしょう。

参考:厚生労働省「平成28年度 人口動態統計特殊報告「婚姻に関する統計」の概況」

 

結婚相談所調査によるバツイチの成婚しやすさ

大手結婚相談所連盟のIBJが、IBJの登録会員を対象に、「婚姻歴」「子供の有無」と成婚しやすさについて「成婚白書~ 2019年度版 ~」にて調査をおこなっているのでご紹介します。

男性と女性でバツイチであることや子供の有無、また、子供との同居・別居状況により成婚しやすいかどうかが異なっていることがわかるので参考にしてください。

バツイチ(再婚・再々婚以上)

まずは、婚姻歴についてです。

■男性
<初婚>会員全体:84.55% 成婚者:83.65% 成婚しやすさ:98.94%
<バツイチ>会員全体:14.05% 成婚者:15.52% 成婚しやすさ:110.41%
<再々婚以上>会員全体:1.39% 成婚者: 0.83% 成婚しやすさ:59.58%

■女性
<初婚>会員全体:87.40% 成婚者:89.95% 成婚しやすさ:101.50%
<バツイチ>会員全体:11.79% 成婚者:9.57% 成婚しやすさ:92.40%
<再々婚以上>会員全体:0.82% 成婚者: 0.49% 成婚しやすさ:50.00%

男性は、初婚よりもむしろバツイチのほうが成婚しやすいという結果、女性は、初婚が最も成婚しやすいと言えますが、バツイチでも92.40%なので、決して悪い数値ではないと言えるでしょう。
再々婚以上は母数自体も少ないですが、さすがに気にする人が増えるという結果です。

(※)「成婚しやすさ」とは活動会員数における当該分類の比率を分母、成婚者における当該分類の比率を分子として表したものです(100%が平均)。

子供の有無(同居あり・なし)

次に子供の有無についてです。
この調査は、婚姻歴がある会員の中での調査となります。
子供の有無については、同居しているか否かでも成婚しやすさが変わってきます。

■男性
<子供あり(同居) >会員全体:8.51% 成婚者:6.65% 成婚しやすさ:78.21%
<子供あり(別居)>会員全体:45.70% 成婚者:41.16% 成婚しやすさ:90.05%
<子供なし>会員全体:45.79% 成婚者: 52.19% 成婚しやすさ:113.98%

■女性
<子供あり(同居) >会員全体:25.03% 成婚者:24.79% 成婚しやすさ:80.50%
<子供あり(別居)>会員全体:28.40% 成婚者:15.67% 成婚しやすさ:56.80%
<子供なし>会員全体:46.58% 成婚者: 59.54% 成婚しやすさ:134.80%

上記の結果から、男性は子供がいる場合、同居しているよりも別居しているほうが成婚はしやすい傾向にありますが、一方、女性は子供がいる場合、別居しているよりも同居しているほうが成婚しやすい傾向にあることがわかります。

(※)「成婚しやすさ」とは活動会員数における当該分類の比率を分母、成婚者における当該分類の比率を分子として表したものです(100%が平均)。

 

バツイチの男性が婚活する際のポイント

調査結果を踏まえ、バツイチの男性が婚活をする上でのポイントについてご紹介します。

男性のバツイチはマイナスにはならない

IBJの調査結果からもわかるように、バツイチでも男性の場合は全くマイナスにはならないことがわかります。

バツイチの男性がむしろ初婚よりも成婚しやすい理由としては、以下のような点が挙げられると考えられます。

・一度失敗したことにより、次の結婚生活に活かすことができるのではないか
・年齢によっては一度も結婚していないよりは、バツイチのほうが安心できる
・バツイチとなってしまった理由にもよるが、一概に本人だけに問題があったとは言えないため

女性から見ると、バツイチはマイナスよりもプラスに働く部分もあるようなので、バツイチだからといって婚活をあきらめる必要は全くないと言えるでしょう。

再々婚以上になると怪しまれる

バツイチではなく、バツ2、バツ3となってくると、事情は一転するようです。
IBJの調査による成婚しやすさは、59.58%とバツイチと比較して大幅に下がることがわかります。

再々婚以上となってしまうと、なぜ一度ならず二度までも離婚することになったのか?と疑問視されてしまうことが伺えます。

バツイチの人は、次の結婚でもその反省を活かしてくれるのではないかという期待値がありますが、2回目以降の離婚に至ってしまう場合、2度あることは3度あると考えられてしまいがちなので、婚活は厳しいものになると言えるかもしれません。

再々婚以上で婚活を行なう場合は、再々婚以上となってしまった理由を相手にしっかりと理解してもらえるように誠意をもって伝えていくことが重要と言えるでしょう。

子持ちでも別居中ならOK

子持ちの場合、子供がいない男性よりも婚活はやや難しいものになる点は否めません。

但し、男性の場合は、子供がいても別居中であればそれほど大きなマイナスにはならない傾向にあります。

子持ちの男性が婚活をする場合、相手の女性が気にするのは、

・子供の年齢
・子供との関係性
・別居中の場合、養育費の状況

などです。

養育費については、結婚後の生活にも影響する支出となるため、女性側が気にするのは当然と言えるでしょう。
子持ちの男性が婚活を行なう場合は、子供についていかに早めに相手の女性に理解をしてもらえるかがポイントとなるでしょう。

 

バツイチの女性が婚活する際のポイント

次に、調査結果を踏まえ、バツイチの女性が婚活をする上でのポイントについてご紹介します。

女性のバツイチはそれほど弊害にはならない

女性の場合、やはり一番人気があるのは初婚ですが、バツイチの場合であってもそれほど大きなマイナスにならないことが調査結果からわかります。
これは男性と同様に、年齢によっても変わってくると考えられます。

男性と同様に、バツイチの女性がそれほど婚活にマイナス影響を与えていない理由としては、以下のような点が挙げられると考えられます。

・一度失敗したことにより、次の結婚生活に活かすことができるのではないか
・年齢によっては一度も結婚していないよりは、バツイチのほうが安心できる
・バツイチとなってしまった理由にもよるが、一概に本人だけに問題があったとは言えないため

女性の場合も、バツイチであることを気にすることなく婚活を行なうと良いでしょう。

再々婚以上になると警戒される

男性と同様に、女性の場合も再々婚以上となると、成婚しやすさはグッと下がります。

やはり、なぜ何度も離婚をしてしまったのかという疑念が、マイナスに働いてしまうと考えられます。
相手によっては、「なぜ何度も失敗しているのにまた結婚したいの?」など、心無い質問を投げてくる人もいるかもしれません。

バツがついてしまった理由は人それぞれ異なりますので、再々婚以上の女性があらためて婚活を行なう場合は、これまでの離婚理由をしっかりと相手に伝え、理解してもらうことが必要となるでしょう。

子持ちの場合は別居より同居しているほうが成婚しやすい

女性の場合も男性と同様に、やはり子供がいない人よりも、子供がいる人のほうが婚活の難易度は上がると言えます。

ただし、男性と違うのは、子持ちの場合、同居をしている女性のほうが成婚しやすい傾向にあります。
男性は、子供好きな女性を好む傾向にあるのが、その理由の一つかもしれません。
また、男性によっては自分の子供でなくても子供が欲しいと考えている人もいるので、そういった場合、子供がいる女性のほうが好まれる場合があります。

子持ちで婚活を行なう場合、自分と相手の相性だけでなく、自分の子供の気持ちも大切にする必要があるため、考えなければいけないことは多く、婚活も時間を要する可能性が高くなるでしょう。
しかし、同じように自分の子供を愛してくれる男性と出会い、新たな家族として再出発している女性はたくさんいますので、あきらめず婚活を続けることが大切と言えるでしょう。

 

バツイチの婚活を成功させるために意識すること

ご紹介した調査結果からもわかるように、バツイチだからといって婚活をあきらめる必要は全くありません。
ただし、やはり初婚とは異なり、気を付けるポイントや意識しておくことで婚活をよりしやすく、また成婚しやすくすることができるのでご紹介します。

バツイチになった理由を早めに伝える

バツイチになった理由は、誰でも気になるものです。
それが、将来の結婚相手となる可能性のある相手の場合は、余計に気になるでしょう。

しかし、バツイチになった理由というのは、センシティブな内容でもあるため、なかなか聞き出しにくいものです。
そのため、バツイチである本人から早めに相手に理由を伝えてあげたほうが親切です。

バツイチとなった理由は人によりそれぞれ異なりますので、内容によっては出会ったばかりの相手に伝えるのは難しいという人もいるかもしれません。
その場合は、出会った相手に好意を持ち始めたタイミングで詳しく話をするのでも良いですが、初期段階ではざっくりと理由を伝え、もう少しお会いしていく中で徐々にお伝えしていきたいと説明しておくだけでも、相手に与える安心感は異なります。

大切なのは相手の気持ちも考え、いかに誠実に伝えていくことができるかです。

バツイチとなった原因を繰り返さない努力をする

バツイチであったとしてもそれほど婚活に影響を及ぼさないのは、バツイチがそれほどマイナスイメージを与えるものではなくなってきていると言えるからと考えられます。

一度失敗をしてしまったからと言って、また同じことを繰り返すとは限らないですし、場合によってはその失敗を糧にして、次の結婚生活では良い方向に活かしてくれるのではという期待感もあるでしょう。

ただし、それも離婚の理由によります。

もしもバツイチとなった理由が、自分の浮気や金銭トラブルによるものだった場合、相手によってはそのような人の結婚生活は難しいと考えるかもしれません。

離婚理由が明らかに自分に非があることを相手に伝える場合、大切なのは自分自身がその時の失敗を真に反省し、改善するための努力をし続けることについて誠意をもって伝えていくこと、そして行動に示すことが重要になってくるでしょう。

バツイチ子持ちの場合は子供の気持ちも大切にする

バツイチで子持ちの場合は、自分たちの気持ちだけではなく、子供の気持ちも大切にして進めていく必要があるでしょう。

子供の年齢によっては、新しい家族が出来るかもしれないことに対し、敏感な反応を見せる可能性も低くはありません。
そのため、いきなり相手に会わせるよりも、新しい母親、あるいは新しい父親ができることをどのように思うかなどから、少しずつ気持ちを確かめていく段階が必要と言えます。

婚活を始める場合は、活動と並行して、子供とのコミュニケーションも密にとっていくことを大切にしましょう。

両親や親戚への協力を仰ぐ

バツイチで婚活を行なう場合、単純に喜んでくれる家族もいれば、再婚について心配をする家族もいるかもしれません。

反応は家族によりそれぞれですので、自分の家族がどのような反応を示すかを予想し、必要に応じて事前に婚活を始めることを伝えておくなどしておくと、その後の活動がスムーズに進めやすくなるかもしれません。

また、子供がいる場合、お見合い日程や相手とのデートの日程を組むにあたり、預け先が必要となる場合がありますので、両親などが預かってくれる場合は、事前に伝えておいたほうが安心です。

いずれにせよ、子持ちで婚活を行なう場合は、周りの協力を仰げる環境にいる場合は、できうる限り巻き込んで活動をすることをおすすめします。

 

バツイチの婚活なら結婚相談所が有利な理由

バツイチで婚活を行なう場合、活動方法で最もおすすめなのは結婚相談所を利用することです。

主な理由は下記のとおりです。

・他の活動方法と異なり、「結婚」を意識している相手としか出会わないので、相手に本当に結婚願望があるかなどの確認工程が必要ない
・「バツイチであること」「子持ちであること」などはプロフィールに記載するため、お互いにどのような相手かが分かったうえでお見合いをするので、子持ちであることなどをいつ打ち明けようかといった心配をする必要がない
・収入や職業、独身証明書など、各種証明書の提出が義務付けられているため、プロフィール内容を信頼して、安心して婚活を行なうことができる
・カウンセラーのいる結婚相談所の場合、困ったことがある場合や、相談ごとなどを常に共有し、一緒に考えて進めていくことができるので、婚活で孤立することを防げる

初婚同士の結婚とは異なり、子供がいることで自分だけでは決定できないことや、相手を通常以上に気遣う必要があるかもしれないバツイチの婚活においては、できうる限り事前に整理した状態で活動を行うことができる結婚相談所を利用するほうが、何かと安心ですし、スムーズに婚活を行なうことができる可能性が高いと言えるでしょう。

 

【バツイチの婚活事情】バツイチは婚活でモテる?バツイチ子持ちは?まとめ

エクセレンス青山にも、バツイチの会員様、子持ちの会員様も多数登録しています。

エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、活動をする上で出てくる不安や悩みについて相談をしながら進めていただけるので安心して活動いただけます。

もしも結婚相談所での活動を考えている場合、エクセレンス青山では、どんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。
トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。気になる方はぜひ一度ご相談ください。

 

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