
震災 本当の愛
誰にでも守るべき者、あるいは守りたい人がいると思います。
いざという時、体を投げ出してでも、命に代えてでも守りたい命。
本当の愛はそんなときでないと出現してくれないのかもしれませんが。
親子は血縁でつながっていますが、恋人や夫婦は「縁」でつながったのだと言えます。
その縁がやがて愛に育っていき、かけがえのない大切なものになっていきます。
中には血縁ではない「縁」でつながる親子もいます。
つまり、家族は縁のつながりで成り立っていくものなのです。
そんな家族を守ったり、守られたり・・・そこには理屈抜きの愛があるはずです。
大切なものは失くしてから気付くと言います。
でも、失う前に気付くことはできないものでしょうか。
愛を、それも命をも超える愛を日々感じることができたらどれだけ幸せでしょう。
それとも、こういう愛だからこそ、ふだんは見えないほうがいいのでしょうか。
考えるとわからなくなってきます。
やはり・・・考えてばかりいないで実際に人を愛し、愛されてみるのが一番なのかもしれないですね。