コラム

本当の愛を読み取る

「子供は親の背中を見て育つ」と言います。
言葉で叱るのも諭すのも大切なことですが、親が背中で「生き方を見せる」ことは子供が自分で発見する分、大きな意味を持つと思うのです。

男女の愛も、お互いが背中で語っていくことが大事な要素ではないかと思います。
もちろん言霊には想いが込められますから、言葉は大切な愛情表現になります。
ですが、言葉の中には嘘や虚飾が混ざっていることも多々あるのです。
悲しいことに、美しい愛のささやきも優しい慰めの言葉も計算して作ることができてしまうのです。

そこで信実を語る背中が大事になってくるのです。
よく小説やエッセイなどで「行間を読め」と言われます。
何も書いていない空白の部分から作者の伝えたいことを読み取れと言うことです。
それと背中となんの関係があるのか?
なにも、「常に相手の背中を見つめていろ」ということではありません。
日常の何気ない相手の仕草や言葉や行動から信実を感じ取るということなのです。
不用意な言葉にこそ本当の思いが顔を出す、無意識の行動にこそその人の本質が滲み出る…そういうことなのです。

たとえば、あなたが高熱を出して寝込んでいるとき、「心配でたまらない。代わってあげたい。」などと優しい言葉を掛けるにも関わらず熟睡してしまう人と、優しい言葉はなくても夜中にあなたが咳き込むだけで心配して声を掛けてくれる人とどちらに信実の愛を感じられるか?ということです。

あなたが幸せになるために必要なのは、相手からの美辞麗句でも優しい抱擁でも、ましてやお金や名声や整った容姿でもなく、後ろ姿に垣間見える、作ることのできない相手の本当の姿を読み取る術なのです。
そうして見つけた愛を育んでいくことが、あなたの幸せにつながるのではないでしょうか。

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