成婚者に学ぶ二人で話し合った方が良いこと【お金の使い方・貯め方】

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婚活カウンセラーブログ

こんにちは。9月行楽の秋到来ですね。またコロナが蔓延していますので、皆さまもお気をつけください。さて今日は真剣交際中に話し合った方が良いことを紹介します。成婚カウンセラー・色彩&ライフアドバイザーの大平雅美です。

 

結婚相談所ではプレ交際→真剣交際と進んでいきますが、仮交際中はお友達としてこの先進めるかどうかを見極める交際ですが、真剣交際は将来の結婚相手としてひとりに絞ることになります。二人で真剣交際を選ぶと、他の方の検索もお見合いもできなくなり、お互いにお一人だけに向き合って成婚退会を視野にいれた真剣な交際になります。

ここでしっかり将来についてぜひ話し合っていただきたいのです。最近見られる傾向のひとつに、「急に結婚する覚悟がなくなる」「結婚する自信がなくなる」こと。

人生は決断の連続ですが、少し意見の食い違いがあると、この相手は違うのではないか、、、と思いがちで決断を早まることもあります。でも真剣交際まで進んで良いと思う相手はそう簡単に現れませんので、早まった決断をするのではなく、まずは現在のお相手と本音で話し、同時に思いやりを持って向き合って頂きたいのです。

 

★真剣交際中に確認した方がよい内容として以下のようなことがあります。

<将来についてお互いに話しておくと良い事項>

①現在のお金の使い方結婚後のお金の使い方、生活費、収入支出管理をどうするか

②結婚式をあげたいか、費用はどうするか

③婚約指輪、結納はどうするか

④どこに住みたいか?賃貸、購入、家賃はどれくらい

⑤結婚後の家庭像、子供を希望する?希望なら何人?
⑥将来的なライフスタイルはどう考えている?どういう生活?

⑦女性側が仕事は続けていきたいか?

⑧両親には真剣にお付き合いしたい人がいることを伝えているか。

⑨両親へのご挨拶のタイミングはいつ頃がよいか
⑩プロポーズの時期、入籍や結婚式、ハネムーンの時期はどうするか

⑪何か不安に思っていること、不満に思っていることの確認

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などがあります。これらはほんの一部ですが、実際に結婚ということが視野に入ってくると、そうバラ色の日々ばかりではいられないのが現実です。

特に真剣交際に入って相手が決まり、安定してくると女性側が急速に現実的になることが多くあります。

家事育児の分担は結婚生活では重要な事項ですが、その他の価値観「お金の使い方」はむしろもっと重要かもしれません。

こんな事例をご紹介します。

◆女性:コツコツと貯金をして、将来設計通りにきちんとしたいタイプ。ライフステージごとに必要なお金の割り出しもしており、逆算して毎月の貯金額を決め、決められた通り行うことができる堅実タイプ。結納や結婚式など一通りのことは一流ホテルでやりたいと思っている。

 

◆男性:才能とスキルで転職をしてどんどん収入を増やしたいタイプ。将来設計は大まかに立て、臨機応変に対応したい。貯金はあるが、毎月決まった金額というよりは時と場合に合わせて対応するタイプ。結婚式などは簡素なものでも良い、結婚後の生活に費用をかけたいと思っている。

 

こういうタイプの男女が真剣交際に入った時に気をつけなければいけないのは、ずばり日常的な「お金の使い方、貯め方」です。

片方は、コツコツ堅実で、リスク回避重視の安定タイプ、
一方は、現実重視で柔軟に様子を見ながら状況判断する大らかタイプ。

二人の第一のハードルは、結婚式についてでした。

女性はいわゆる一流ホテルでの結婚式を望んでいました。予算は300-400万円程度かかると予想されます。貯金はもちろん二人ともありましたが、女性からの提案で、お付き合い中も「結婚資金を毎月コツコツ貯めましょう」と話し合い、二人で貯めることにしました。

さて、この結果は、、、
結婚前でもありますし、当然二人のお金に対する考え方が全く違いますので、うまく行くはずがありません。結果としてすれ違いが生じましたが、二人は話し合って解決していきました。

今回のパターンはうまく行きましたが、家事分担、育児分担より先に見極める事項として、相手の「お金の使い方・貯め方」を知ることは大事です。

 

相手をコントロールすることはできませんが、知ることによって歩み寄りはできるはず。何にお金を使いたいと思っているか、相手が何を大事にしているかを知ることが大切です。金銭的な価値観は結婚後も重要な事項でしょう。明るく楽しい夢のようなロマンス期間は、同時に現実生活での金銭感覚を知る期間でもあります。相手を許容できたり、共通点が多かったりする相手なら、バランスの取れた最高にハッピーな二人になれるでしょう。

 

 

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