結婚って幸せ？「幸せ」な既婚者の割合や理由、結婚相手の選び方を解説

こんにちは、結婚相談所エクセレンス青山の成婚カウンセラー星野です。

結婚をなんとなく意識していても、「1人でも幸せなのに結婚する理由ってなんだろう？」「好きな人といることが幸せなら、結婚という形を選ぶのはなぜ？」と感じている方もいるのではないでしょうか。

このコラムでは、

• 「結婚して幸せ」と感じている人はどれくらい？
• 離婚する人はどれくらい？
• 既婚者が「結婚して幸せ」と感じる理由
• 「結婚は幸せか」を考えるときのポイント
• 幸せになれる結婚相手とは？
• 男性が幸せになれない結婚相手の特徴
• 女性が幸せになれない結婚相手の特徴
• 幸せな結婚生活へのヒント

について解説します。

これを読むことで、自分の「幸せ」の基準や、「幸せになれる結婚相手」を探す考え方の参考になるのでぜひチェックしてみてください。

「結婚して幸せ」と感じている人はどれくらい？

既婚者と未婚者の幸福度における調査では、男女共に既婚者の約8割が「現在幸せである」と感じていることがわかりました。

一方で、未婚者の中で幸福と感じている方は約5〜6割でした。

また、既婚者への「結婚生活に満足しているか」という質問に対して、男女共に7〜8割が満足していると答えており、多くの方が結婚して幸せと感じていることがわかります。（参照：2018年10月 明治安田生活福祉研究所 人生100年時代の結婚に関する意識と実態）

離婚する人はどれくらい？

厚生労働省の調査では、2024年の離婚率は1.55（人口千対）でした。

この「離婚率」は、1000人中の発生比率を意味している数値であり、1000人中1.55人が離婚していることを示しています。

「3組に1組が離婚している」という話がありますが、これは単純に同じ年の婚姻件数と離婚件数を比較して導き出された説であって、実際に離婚したカップルの割合ではありません。

ちなみに、離婚理由としては、性格や価値観の不一致、金銭問題などがあるため、自分らしくいられてライフプランがマッチする相手と出会うことが結婚の幸せにつながるのかもしれません。

既婚者が「結婚して幸せ」と感じる理由

こちらからは、既婚者の実際の声をもとに「結婚して幸せ」と感じる理由を6つご紹介します。

1. 心のよりどころができる
2. パートナーと日常を共有できる
3. 苦しいときに傍にいてくれる
4. パートナーから良い影響を受けられる
5. 子どもが可愛い
6. お金の心配をしなくても良い

具体的な結婚の幸せについて気になっている方は、ぜひ参考にしてみてください。

心のよりどころができる

結婚することで、ほっと安心できるような居場所を持つことができます。

損得勘定なしで、無条件に自分の味方になってくれる人がいることで、「自分のままでいていいんだ」と感じられることに。

また、仕事や人間関係で辛いことがあったときも、「家に帰ればパートナーに聞いてもらえる」と気持ちが軽くなるでしょう。

パートナーと日常を共有できる

些細なことで笑い合ったり、ちょっとした発見を伝え合ったりと、パートナーと毎日を共有できるのも結婚の幸せです。

1人のときになんとなく感じる寂しさも、パートナーと生活することで自然と消えてなくなり、いつもの日常がより楽しくなります。

苦しいときに傍にいてくれる

結婚の幸せとして、精神的にも身体的にも苦しいときにパートナーが傍にいてくれることも挙げられます。

気持ちが塞ぎ込んでしまったり、どうすればいいのかわからなくなってしまったりしたときも、一緒に立ち向かってくれる相手がいるのは心強いもの。

さらに、体調が優れないときも、看病してくれたり家事をこなしてくれたりと支えてくれ、1人ではない嬉しさを感じられます。

パートナーから良い影響を受けられる

「パートナーがポジティブだから、私も前向きになれた」「パートナーから気持ちを伝えることの大切さを教えてもらった」といった声もありました。

自分とは異なる相手と生活していくからこそ、良い刺激を受けられ、一緒に成長していけるのも結婚の幸せといえます。

子どもが可愛い

結婚の幸せとして、「子どもが可愛い」という声も多く見られました。

1人の人間を育てることは困難もありますが、それ以上に愛くるしい笑顔や行動、毎日を一生懸命生きているところや子どもらしい感性に、キュンと癒されてしまうもの。

2人だけの子どもを授かり、少しずつ成長を実感していくことは、結婚ならではの幸せかもしれません。

お金の心配をしなくても良い

結婚をすることで、1人のときと比べてお金の心配が減ることも幸せといえます。

パートナーと一緒に生活費を稼げるため、一軒家や車を所有し、好きなものや趣味を我慢しないゆとりのある生活を手に入れられることも。

また、事故や体調面などで仕事を休まなければいけなくなったときも、パートナーがいてくれることで経済的に安心することができます。

「結婚は幸せか」を考えるときのポイント

結婚は、パートナーと一緒に生活していくことです。

このため、結婚が幸せかどうかは、「どのようなパートナーとどのような日々を過ごすことが幸せか」を考えてみることで見えてくるでしょう。

例えば、お互いに仕事をバリバリして、週末だけゆっくり二人の時間がとれればそれだけで幸せだと感じられる人、日々の料理を二人で一緒に楽しみながらしたいと思っている人、趣味を共に楽しみたいと思っている人など、生活の中に求める幸せのポイントが人それぞれあるでしょう。

あるいは、自分の実家の近くに居住を構え、家族ともども仲良く暮らしたいという場合もあるかもしれません。

結婚を特別なことと捉えず、日々の中で「幸せ」だと感じることが何かを基準に考えることで、「結婚は幸せなのか」「自分にとって結婚の幸せとはどのような生活なのか」が見えてきます。

また、結婚の幸せと切り離せない相手に求める条件は、挙げればいくらでも出てきますが、100％叶えてくれる人など存在しないもの。

それよりも、幸せになれる基準にだけ絞って相手を選ぶことで、幸せな結婚生活を手に入れられる可能性が高まります。

幸せになれる結婚相手とは？

結婚は2人でするものだからこそ、幸せになるためには「どんな相手を選ぶか」がキーポイントとなります。

既婚者の声から、幸せになれる結婚相手には以下の共通点が挙げられます。

1. 一緒にいるのが楽しい
2. 信頼できる
3. ありのままの自分を受け入れてくれる
4. 嫌と感じることが同じ
5. 金銭感覚が同じ
6. 将来求める家族像が同じ

こちらからは、上記6つの共通点について解説していきましょう。

一緒にいるのが楽しい

特別なことをしなくても、一緒にいるだけで楽しいと思える相手が、幸せになれる結婚相手の大切な条件です。

何気ない会話でも盛り上がり、自然と笑顔になれるような相手であれば、毎日を楽しく過ごせそうですね。

信頼できる

「この人なら大丈夫」と信頼できる相手であることも、幸せになれる結婚相手の共通点です。

日々のなかでトラブルはつきものですが、頼りになるパートナーなら一緒に解決方法を模索してくれるため、安心感を感じられます。

ありのままの自分を受け入れてくれる

幸せになれる結婚相手の共通点として、ありのままの自分を好きでいてくれることも挙げられます。

無理に背伸びせず、自然体の自分を受け入れてくれる相手は、一緒に生活することに居心地の良さを感じられるでしょう。

嫌と感じることが同じ

好きなものだけではなく、嫌いなことやどうしても許せないことなどがお互いに同じであることも大切です。

自分が絶対に許せないことを、相手がそのように感じないのはしんどくなる場合があります。

なかなか事前にすべてを知ることは難しいですが、日頃からこういった話題についても会話をしておくことで、お互いの考えがよくわかるのでおすすめです。

金銭感覚が同じ

金銭感覚が同じであれば、お金の使い方によって意見が衝突せず、家庭の経済面で幸せを感じられます。

2人が幸せと感じるライフスタイルなども含めて、あらかじめ金銭感覚について確認しておきましょう。

将来求める家族像が同じ

どんな家族を作りたいか、子供のことや仕事のこと、お互いの家族との距離感や過ごし方などは、なるべく事前にわかっておいたほうが良いでしょう。

理想のライフプランが同じパートナーであれば、同じ目線で日々の生活を楽しむことができます。

もちろん、始めから全く同じ家族像を描ける訳ではないので、相手の意見や価値観とも照らし合わせながら、「この人と生活していきたい」と考えられるパートナーを選んでみましょう。

男性が幸せになれない結婚相手の特徴

こちらからは、男性におすすめできない結婚相手の特徴を3つご紹介します。

男性に依存しすぎている

まずは、男性に依存しすぎる女性です。

交際当初は自分のことを頼ってくれているように感じ、むしろ可愛く感じられる場合もあるでしょう。

しかし、度を過ぎた依存は徐々にストレスに変わっていきます。

結婚生活は、これから先の一生を共に過ごしていくということです。

男性が今どこで何をしているかを常に気にしている、四六時中連絡をしなければ不機嫌になるといった依存度の高い女性は、彼女としてはかわいい部類に入るかもしれませんが、結婚相手としては不向きかもしれません。

自分が一番でなければ嫌

結婚生活では、家族のために仕事を優先しなければいけないシーンがありますが、相手によっては自分のことを優先してくれなければ気が済まない人もいます。

恋人の時はそんな彼女でも、「可愛い」と思えるかもしれませんが、家族になるとその気持ちは変わってくることが多いです。

そのため、自分が常に一番でなければ気が済まない女性、常に自分のことを一番に気遣って欲しがる女性は、結婚相手としては難しくなるでしょう。

常に周囲と比較しがち

どんな結婚生活を求めるかは、夫婦となる2人の問題です。

しかし、女性の中には、周囲と比較して自分の結婚生活のクオリティが上でなければ幸せを感じられない人がいます。

例えば普段の会話から、「〇〇ちゃんの彼氏は〇〇してくれるのに」といった他者と比較する発言が多い場合は、結婚後の生活でも同様の比較をし続ける傾向にあるので、結婚相手としては注意が必要です。

女性が幸せになれない結婚相手の特徴

こちらからは、女性におすすめできない結婚相手の特徴を3つご紹介します。

家事・育児は女性がするものだと思っている

「家事・育児は基本的に女性主導で行うもの」という考えを持っている男性は少なくありません。

しかし、女性が完全に仕事を辞めて、専業主婦として家に入っているならともかく、両者ともに仕事をするのであれば、家事・育児を分担しなければ女性の負担は想像以上に重くなります。

例えば交際中にどちらかの自宅で料理をした際に、積極的に手伝う姿勢がない男性は、結婚後の家事・育児の分担は期待できない可能性が高いです。

もしも理想としている結婚生活が、家事・育児をしっかりと自分事と捉えて行ってくれる男性との生活なのであれば、交際中の事前チェックは欠かさないようにしましょう。

お金を稼いであげているという態度が見える

いくら年収が高い男性でも、自分がお金を稼いであげている、養ってあげているという姿勢や発言が見え隠れする男性は、結婚後も不安があります。

そのような男性から生活費を毎月受け取っても、どこか気を使ってしまい気軽にお金を使いにくかったり、「自分も家事・育児で毎日頑張っているのに、なぜそのような態度をとられなければならないのか」と不満が募ってしまったりすることがあります。

上から目線の様子が見えるような男性は避けた方が良いかもしれません。

自分が優先されなければ気が済まない

男性の中にも自分が一番でなければ気が済まないという人がいます。

交際時から自分第一主義の姿勢が見える男性は、幸せになれる結婚相手ではない可能性が高いのでよく考えた方が良いでしょう。

幸せな結婚生活へのヒント

幸せな結婚生活を送るためには、以下3つのことを押さえておきましょう。

• 正直な気持ちを話す
• 「ありがとう」「ごめん」を素直に伝える
• 相手の価値観を尊重する

「何も言わなくてもわかってほしい」「本当はこう思ってるけど口に出しづらい」と思い、気持ちを口に出さないのはNG。

言葉として伝えなければ、相手も気持ちを知ることができないため、思い切って正直に話していきましょう。

また、「ありがとう」や「ごめん」を素直に伝えることも大切です。

些細なことでも感謝をしたり、意固地にならず謝罪をしたりすることで信頼関係を築くことができます。

さらに、相手の価値観を否定せず尊重することも忘れずに。

どんな人であっても、自分とは異なる価値観を持っているため、違いを楽しみながら2人らしい家族をつくっていきましょう。

結婚って幸せ？「幸せ」な既婚者の割合や理由、結婚相手の選び方を解説、まとめ

結婚の幸せは、自分が「どのようなパートナーとどのような日々を過ごすことが幸せか」を考えてみることで見えてきます。

「こんなパートナーがいてほしいな」と感じたら、ぜひそのパートナーを探してみましょう。

結婚相談所での婚活は、お互いに結婚を意識している者同士の出会いなので、最初からお互いの結婚に対する考え方などを質問しやすかったり、共有しやすかったりする利点があります。

また、婚活はいつもうまくいくわけではないため、婚活アプリなどでは孤独な闘いとなりがちですが、エクセレンス青山では、会員様一人一人に担当カウンセラーがついてきめ細やかなサポートを行っているため、安心して活動いただけます。

エクセレンス青山では、どんな結婚相談所か事前に知っていただくために、正式入会前に試していただけるトライアルコースがあります。

トライアルコースは安価で利用できるうえに、正式入会後と同じシステムやサービスを利用できるので、自分にあった相談所かどうかを事前に確認できるので安心です。

気になる方はぜひ一度エクセレンス青山にご相談ください。