あんなに話が弾んだのに、なぜ断られたのか
投稿日:12月も残りわずかとなりました。寒さに負けずに体調管理をして、良いご縁を見つけましょう!成婚カウンセラー、ライフアドバイザーの大平雅美です。
12月の締めくくりとしてご相談ごとも増えてきました。
例えば、「お見合いでお話が弾んで手ごたえもあったのに、断られることがここ数回続き自分に自信がなくなった」というご相談。これは静かにずしんと心に引っかかりますね。では、こんな時どのようにしたらよいかを考えてみましょう。

◆お見合い後に心が追いつかないときの考え方と、次にできること
お見合いで会話が途切れず、笑顔も多く、
「これは手応えがあった」と感じた。
それなのに後日、「今回はご縁がなかったということで」という連絡が来る。
婚活の中でも、このパターンは特に気持ちが追いつきません。
「楽しかったのは自分だけだったの?」
「何か失礼なことを言った?」
「判断基準が分からない……」
こう感じるのは当然です。
なぜなら私たちは、「会話が弾む=相性がいい」と教えられてきたからです。
■ 会話が弾む=結婚相手として合う、とは限らない
まず知っておいてほしいのは、
会話が盛り上がることと、結婚相手として選ばれることは別物だということです。
お見合いでは、
・初対面でも話せる安心感
・共通点の多さ
・コミュニケーション能力
こうした要素があると、自然と会話は弾みます。
しかし相手はその裏で、無意識に別のことも感じ取っています。
・一緒に生活するイメージが湧くか
・価値観のズレを話し合えそうか
・決断に迷いが残らないか
楽しい時間だったからこそ、
「いい人だけど、決めきれない」と判断されることも少なくありません。

■ 「楽しかった=選ばれるはず」という思い込み
断られたときに一番つらいのは、
自分の感覚が否定されたように感じることです。
でも実際には、
相手が感じていたのは
「楽しかった」+「でも結婚を想像すると迷いがある」
という、矛盾した正直な感情である場合がほとんどです。
これはあなたの落ち度ではなく、
婚活という場で誰もが経験する“判断の揺れ”です。
■ 凹んだときに無理に答えを出さなくていい
この状況でやりがちなのが、
「どこが悪かったのか」を一気に分析しようとすることです。
もちろん振り返りは大切ですが、
・表情
・話し方
・話題選び
すべてを反省材料にしてしまうと、次のお見合いで自然さが失われます。
まずは、「今回は理由が言葉にならないご縁だった」と受け止めてください。
婚活の判断理由は、本人にも説明できないことが多いのが現実です。

■ ここから先にできる、現実的な行動
気持ちが少し落ち着いたら、次の3つを意識してみてください。
●1つ目は、「盛り上げ役」になりすぎていないかの確認。
会話が弾んだ背景に、あなたの気遣いやサービス精神が大きかった場合、
相手は「楽しかったけれど、自分は受け身だった」と感じることがあります。
次回は、相手にも考えや気持ちを話してもらう余白を意識してみてください。
2つ目は、生活の話題が出ていたか。
趣味や仕事の話で盛り上がっても、
生活リズムや価値観の話がほとんど出ていないと、
結婚のイメージがつかみにくいことがあります。
3つ目は、自分が「相手を選んでいたか」を振り返ること。
「選ばれるかどうか」だけに意識が向いていると、
相手にも無意識にその緊張感が伝わります。
「この人と合うか」を考えていたかどうか、静かに振り返ってみましょう。

■ 話が弾んだ経験は、決して無駄ではない
最後に話が弾んだのに断られた経験は、
あなたに人と関係を作る力があることの証明です。
ただ、その相手とは「楽しい時間」までが役割だったということなのです。
婚活では、
“楽しい人”と“人生を一緒に歩く人”は、必ずしも同じとは限りません。
今回の経験は、次に出会う人との距離を、
もう一段深くするための通過点といえるかもしれません。
自分を責めず、自分を否定せず、そして感覚を疑いすぎず。
あなたの自然な会話力は、きちんと届く相手のところで、必ず活きてくるはず。
「私、もうお祓いにいきます」という相談者に、「お祓いではなく、感謝のお参りをしてくださいね」と締めくくりました。
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