2005年の婚活と2026年に向けて
投稿日:2025年の年末、いかがお過ごしでしょうか。成婚カウンセラー、ライフアドバイザーの大平雅美です。
2025年は今日が最終日となりました。(12月30日ー2026年1月3日まで年末年始休業)
今年も多くの方が「結婚したい」という思いを胸に、婚活という場に向き合われた一年だったと思います。
今年を振り返ると、令和の婚活は確かに様変わりしたようです。
各々の条件は細分化され、ネットの情報量は増え、逆に迷うことも多くなりました。
年収、働き方、家事分担、価値観、ライフスタイル……
「考えることが多すぎて疲れる」という声が増えたのも、2025年の特徴です。
けれど現場で多くの出会いを見てきて、改めて感じることがあります。
婚活の形は変わっても、男女が本当に求めているものは、実はあまり変わっていないということです。

■ 令和の婚活で条件が増えた理由
令和の婚活では、「条件が厳しくなった」と言われがちです。
ですがそれは、贅沢になったというより、生活が具体的になった結果だと感じます。
共働きが前提になり、将来の不安も見えやすい時代。
だからこそ男女ともに、
・この人となら現実的に暮らしていけるか
・無理をし続けなくていい相手か
・困ったときに話し合える関係か
といった点を、以前よりも早い段階で確認するようになりました。
条件が増えたのは、「幸せになりたい」という気持ちが真剣になった証拠でもあります。
■ それでも、変わらない「決め手」
一方で、実際に交際が深まり、結婚を決めたカップルのデートを見ていると、
最終的な決め手はとてもシンプルです。
・一緒にいて気を張らなくていい
・沈黙が気まずくない
・自分の弱さを出しても大丈夫だと思えた
高級レストランでも、特別なイベントでもなく、
何気ない食事や散歩の時間の中で、
「この人となら日常を続けられる」と感じた瞬間に、気持ちは固まっています。
条件は“入口”として重要ですが、
最後に背中を押すのは、安心感と信頼感です。
この部分は、昭和も平成も令和も、変わっていません。

■ 真剣交際へ進んだ人のデートに共通すること
今年印象的だったのは、
「うまくいく人ほど、デートで頑張りすぎていない」という点です。
無理に盛り上げようとせず、
自分をよく見せようとしすぎず、
相手の話をきちんと聞き、違和感があれば言葉にする。
一見地味ですが、
関係を続ける力は、こうした姿勢から生まれています。
反対に、条件は完璧でも、
「嫌われないように」「選ばれるように」と力が入りすぎると、
相手もどこか疲れてしまいます。
令和の婚活では、
「頑張る力」より「自然でいられる力」が、より大切になっています。

■ 年末年始におすすめしたいこと
一年の終わりと始まりは、婚活を見直す良いタイミングです。
年末年始にぜひやってほしいことを、3つ挙げます。
1つ目は、今年の出会いを振り返ること。
うまくいかなかった理由よりも、
「どんなときに安心したか」「どんな相手に惹かれたか」を書き出してみてください。
そこに、あなたの本当の価値観があります。
2つ目は、条件を整理すること。
すべてを見直す必要はありません。
「絶対に譲れないもの」と「柔軟でいいもの」を分けるだけで、気持ちは軽くなります。
3つ目は、婚活から少し離れる時間を持つこと。
家族や友人と過ごし、日常を楽しむことは、決して遠回りではありません。
心に余白がある人ほど、次の出会いを大切にできます。
■ 2026年へ向けて
令和の婚活は、確かに難しくなりました。
でもそれは、「本当に合う相手と結婚したい」と多くの人が真剣になった結果です。
条件や情報に振り回されすぎず、
自分が安心できる関係を信じること。
その姿勢は、来年の婚活でも、必ずあなたの力になります。
2026年が、
皆さまにとって「納得のいく出会い」に近づく一年になりますように。
本年もありがとうございました。


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