条件が上がった時代の「婚活」を成就するために!

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婚活カウンセラーブログ

クリスマスイブ、いかがお過ごしでしょうか。

成婚カウンセラー、ライフアドバイザーの大平雅美です。2025年もたくさんのご入会、そして成婚がありました。ありがとうございました!成婚のみなさまはおめでとうございます!

さて今回は年々多様化する婚活、2025年を振り返ってみましょう。

2025年、出会いが難しく感じる本当の理由と前向きなヒント

「良い人がいない」「価値観が合わない」
今年、婚活の現場で特によく聞かれた言葉です。決して出会いの数が減ったわけではありません。むしろ婚活サービスや手段は年々増えています。それでも“うまくいかない感覚”が強まっているのは、男女ともに見るポイントが変化し、しかもそれがマッチしていないからかもしれません。

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■ 今年見えてきた、価値観の“逆転現象”

2025年の婚活市場で特徴的なのは、条件の高度化だけではありません。
重視されるポイントが、従来のイメージと逆転し始めていることです。

たとえば20代女性。
「中身重視」と言われがちな世代ですが、実際には男性の外見や清潔感、雰囲気をかなりシビアに見ている傾向があります。ここで言う外見とは、モデルのような顔立ちではなく、

  • 体型管理ができているか

  • 服装や髪型に無頓着すぎないか

  • 写真と実物の印象が大きく違わないか

といった、「自己管理力」や「生活感」が伝わる部分です。

一方で、20〜30代男性が女性を見るときに重視し始めているのが、
「この人はしっかり働ける人か」「将来も自立して生きていけるか」という視点です。
専業主婦志向かどうかよりも、

  • 仕事への向き合い方

  • キャリアをどう考えているか

  • 共働きへの意識があるか

といった点が、判断材料になっています。

つまり今は、
女性は男性の“見た目と生活力”を見ており、
男性は女性の“働く力と人生設計”を見ている

という、少し不思議な交差点に立っているのです。

■ なぜ「価値観が合わない」と感じやすいのか

この逆転が起こると、どうなるでしょうか。

男性側は「中身を見てほしい」と思い、
女性側は「まずは安心感が欲しい」と思う。

どちらも間違っていませんが、見ている角度が違うため、
「なんとなく合わない」「話が噛み合わない」という感覚が生まれやすくなります。

さらに、選択肢が多い時代だからこそ、
「もっといい人がいるかも」という気持ちが無意識に働き、
一度の違和感で次へ進んでしまう傾向も強まっています。

■ 条件を下げるのではなく、翻訳する

ここで大切なのは、「条件を下げましょう」という話ではありません。
必要なのは、条件を“翻訳”することです。

たとえば、
「外見が気になる」という女性の本音は、
一緒にいて恥ずかしくない
生活がだらしなくなさそう
努力できる人か知りたい

という意味かもしれません。

「しっかり働ける女性がいい」という男性の本音は、
対等なパートナーでいたい
将来の不安を一人で背負いたくない
人生を一緒に考えられる相手がほしい

という願いの裏返しです。

条件の奥にある感情を理解すると、
「合わない人」が「惜しい人」に変わることもあります。

■ 今年だからこそ意識したい婚活術

プロフィールの更新
外見を見られる時代だからこそ、写真や服装、表情は重要です。同時に、仕事観や人生観も、短い言葉でいいのできちんと書くことが信頼につながります。

早い段階で価値観を言葉にすること
「どんな働き方をしたいか」「結婚後の生活イメージ」は、重くならない形で共有してOKです。実は多くの人が、同じ不安を抱えています。

完璧な一致を求めすぎないこと
価値観は「合う・合わない」ではなく、「すり合わせられるかどうか」。ここを見られる人ほど、婚活はうまく進みやすくなります。

■ 婚活は、時代を映す鏡

2025年の婚活が難しく感じられるのは、
あなたに魅力がないからではありません。
時代そのものが、関係性の質を問い始めているからです。

条件が上がった今こそ、表面的なチェックではなく、
「この人とならどう生きられるか」を想像できる出会いを。

焦らず、でも立ち止まりすぎず。婚活は、来年へとちゃんと続いています。

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